志摩市「大王崎」の魅力満喫旅!

掲載日:2021.11.18

 志摩市の大王崎(だいおうざき)は紺碧の海や白亜の灯台など、”絵になる”美しい景色が広がる素敵なまち。 アーティストが数多く訪れることから、別名「絵かきの町」として知られています。 今回は、大王崎の魅力をたっぷり紹介します♪

大王崎は、志摩半島の先端に位置する志摩市大王町波切(なきり)というところにあり、遠州(えんしゅう)灘と熊野灘を二分するように突出している岬です。

岬に建つ白亜の「大王埼灯台」、「紺碧の海」、風情ある「石畳の坂道」などの風景を目的に数多くのアーティストが訪れたことから、別名「絵かきの町」として知られています。

 

2.大王崎の魅力に触れる旅

それでは、早速大王崎の魅力を探検したいと思います!

今回紹介してくれるのは、「2018ミス・ユニバース」に三重県代表で出場し、日本代表に輝いた経歴をお持ちの加藤遊海さんです!

①大王埼灯台

まずは、大王崎のシンボル「大王埼灯台」に到着!

全国に16しかない”のぼれる灯台”の1つで、2013年には国の登録有形文化財にも指定されています。

実は「恋する灯台」にも認定されているそう♡

海の安全を守る道標、観光スポット(参観灯台)という2つの役割を担っているんです。

長い階段を登っていくと、約45mの高さからの絶景を楽しめます♪

「とってもきれいな景色ですね…ずっと見ていたい。」と、壮大な景色に加藤さんもうっとり。

空気が澄んでいるときは富士山も見られるそうですよ!!

大王埼灯台の近くの壁には、「絵かきの町」にちなみ、ウォールアートが施されていましたよ!

この写真にうつっているウォールアートは、「真珠と自然保護」をテーマにしているそう。(絵本作家・イラストレーターのナガイツトムさん作)

カラフルな壁だと、ワクワクして歩くのも楽しいですよね♪

この他にも、かわいいウォールアートが何か所かありました!

お気に入りのアートの前で映え写真を撮るのもおすすめです☆

 

大王埼灯台の詳細はこちら

 

大王埼灯台

住所 志摩市大王町波切54
電話番号 0599-46-0570(志摩市観光協会)
公式URL http://www.daiozaki.com/
営業時間 9:00~16:00
休業日 強風時
料金 ・大人(中学生以上):300円
・小学生以下の子ども:無料
公共交通機関でのアクセス 近鉄「鵜方駅」から「御座港」行きバス20分「大王埼灯台」下車徒歩15分
※料金等については変更されている場合がありますので、お出かけの際は直接お店にお問い合わせください。

 

 

大王埼灯台と海を一度に撮影できるベストスポットがあるんです!

その場所とは、大王埼灯台から徒歩5分ほどの位置にある「八幡(はちまん)さん公園」。

実は、この記事のトップ画像も、ここ八幡さん公園で撮影しました!

ぜひ、皆さんも大王崎を訪れた際は、八幡さん公園で撮影してみてください♪

灯台を撮影するベストスポットですよ☆彡

八幡さん公園の詳細はこちら

 

八幡さん公園

住所 志摩市大王町波切111
電話番号 0599-46-0570(志摩市観光協会)
公共交通機関でのアクセス                 近鉄「鵜方駅」から「御座港」行きバス20分「波切」下車徒歩5分



②波切神社(なきりじんじゃ)

大王埼灯台から、奥に向かって歩くこと約5分。

続いて「波切(なきり)神社」へ。

波切神社では、「ダンダラボッチ」という大男の神話が言い伝えられてるんだとか。

このダンダラボッチは、村へやって来ては悪さをして村人たちを困らせたそう。

波切は台風被害が多い町でもあるので、自然の脅威に畏怖の念を抱き、ダンダラボッチを台風の化身として、この神話が伝わったとも言われています。

自然が身近にある、大王町波切地区ならではかもしれませんね。

波切神社の中へ進むと、丸型にくりぬかれた灯ろうが出現。

神社の方いわく、「この灯ろうは、ダンダラボッチをイメージして作ったものではないか?と言われています。」とのこと。

たしかに、あまり見かけないデザインで、印象的な灯ろうですよね。。

ダンダラボッチ神話の中では、村人がダンダラボッチを退散させるために大わらじを作り、大男が住む大王島へ向けて流したという話も。

この”大わらじ”にちなみ、「わらじ祭り」という300年以上もつづく伝統ある祭りも開催されていますよ。(毎年9月の申の日)

大きなわらじを曳いて浜へと運び、海上の安全と大漁を祈願し海へと流すお祭りです。

 

さらに波切神社では、「良い出会い」や「新型コロナウイルス感染症の収束」の願いが込められた、ハートの石が境内にまかれています♡

「見つけたい!このあたりにありそう・・・」とハートを探す加藤さん。

 

「あった~! 嬉しい♡」

ハートには、「なきり」とひらがなで書かれています。

ハートは1人1つまで持って帰っていそうです。

ほっこり、幸せな気持ちになりますね♪

※境内へのハートの散布は不定期のため、時期によってはハートが無い場合もあります。

 

波切神社の詳細はこちら

 

波切神社

住所 志摩市大王町波切1
電話番号 0599-72-0165(波切神社)
公共交通機関でのアクセス    近鉄「鵜方駅」から「御座港」行きバス20分「大王埼灯台」下車徒歩15分

③大王崎だけでも10店舗以上!「真珠」の店

 

“絵描きの町「大王崎」でミス・ユニバース・ジャパン2018「加藤 遊海」さんが魅力体験旅

大王崎周辺に真珠宝飾店が多くあるのも、まちの特徴のひとつ。

通りを歩きながら数えただけでも10店舗以上もありました。

志摩市は、真珠養殖が盛んな地域ということもあり、産地ならではの専門的な話をそれぞれのお店で聞けるのも嬉しいですね。

加藤さんが立ち寄ったのは「真珠の店 龍宮」。

「ここのネックレスもとっても素敵だなあ。」、「さっきのお店で見たブローチも素敵だったな~。」なんて、目移りしちゃいます。

真珠の店 龍宮の詳細はこちら

 

真珠の店 龍宮

住所 志摩市大王町波切115
電話番号 0599-72-0444
公共交通機関でのアクセス    近鉄「鵜方駅」から「御座港」行きバス20分「大王埼灯台」下車徒歩10分

また、こちらの「真珠の店・あらふら丸」さんでは、貝殻をくりぬいて作った「貝ボタン」が販売されています。

なんと、この貝ボタン、現在は製造されていないんだそう。

今残っている商品は貴重ということですね。

光に反射してキラキラ輝く貝ボタン、思わず見惚れてしまいます。

真珠の店・あらふら丸の詳細はこちら

 

真珠の店・あらふら丸

住所 志摩市大王町波切132-3
電話番号 0599-72-3947
営業時間                                9:30~16:30                                                                                     
休業日 不定休

大王崎は「石工(いしく)の町」とも呼ばれているそう。

まちを歩いていると見かける、情緒ある石段や石垣も見どころです。

 

④大王崎の食の文化に触れる「かつおの天ぱく」

 

大王町波切に位置する「かつおの天ぱく」の「鰹いぶし小屋」。

4代目社長によると「鰹のいぶし小屋自体ができたのは昭和21年ですが、かつお節自体は、もっと古くからつくっていたようです」とのこと。

そんな歴史ある「鰹いぶし小屋」では、見学ツアー(予約制)に参加することができます。

もちろん、ツアーの最後には、とっても美味しい食べ方で、かつお節を味わえちゃいます♪

※料金は大人2,000円、中学生1,500円、小学生1,000円(税込)

加藤さんも見学ツアーに参加してきましたよ!

見学ツアーでは、「かつお節」のこだわりの製法はもちろん、その歴史や文化についても知ることができます。

大王町波切地区は、古くから、伊勢神宮の献上物、神饌(しんせん)の1つでもある「かつお節」の一大生産地でした。

しかし、現在も波切に残っている「かつお節」生産業者はわずか3軒のみだそう。

そのなかでも、「かつおの天ぱく」は、伝統的な「手火山(てびやま)製法」にこだわって、生産を続けています。

ユーモアあふれる社長の「かつお節」トークに、加藤さんも笑顔に。

どんなお話が聞けるのか、気になってしまいますね♪

「時間も手間もかかる製法ですが、古くからの伝統を守ることを大切にしています」と社長。

「かつお節」の歴史や文化をたっぷり学んだあとは、いよいよおまちかね、試飲・試食タイムです。

見て、聞いて、香りを楽しみ、実際に味わう、かつお節の魅力を思う存分楽しめるのが嬉しいですよね♪

一番出汁(だし)をいただき「香りと、うま味がすごい!しっかり燻されているのが分かります」と加藤さんも感動!

「日ごろから体作りについて勉強しているのですが、日本人にとっては【出汁】が大事、ということを学んだことがあります。とびきり美味しいかつお節のお出汁だと、体作りのモチベーションも上がりますね!」

見学の最後には「おかかご飯」が味わえます。

伊賀焼の土鍋で炊いたほかほかのご飯に、削りたての香り豊かな 「かつお節」をフワっとまぶして、いただきます!

実は、このおかかご飯、各国のミシュラン有名シェフも唸った逸品だそう。

実際に、あるシェフは、いぶし小屋に見学に来た際、何度もおかわりするほど感動されたことをきっかけに、レストランで、「かつおの天ぱく」さんの「かつお節」を使用するようになったというエピソードを、社長が話してくださいました。

世界レベルでファンを獲得している「かつおの天ぱく」さん、すごいですね。

 

かつおの天ぱく【鰹いぶし小屋見学】の詳細はこちら

 

かつおの天ぱく【鰹いぶし小屋見学】

住所 〒517-0603 志摩市大王町波切2545-15
電話番号 080-2612-3801( まるてん有限会社・見学予約番号(ご予約受付時間:平日の午前9時~午後17時))
公式URL https://katuobushi.com/
公共交通機関でのアクセス 近鉄鵜方駅→三交バス「大王崎灯台」下車徒歩約10分
車でのアクセス 近鉄鵜方駅より約20分
駐車場 5台(無料)大型・中型バスは大王崎観光駐車場(有料)へお願いします。問い合わせ0599-72-0007
トイレ

 

3.大王崎周辺おすすめスポット

 

①英虞(あご)湾の景色を堪能!都リゾート 奥志摩 アクアフォレスト

“絵描きの町「大王崎」でミス・ユニバース・ジャパン2018「加藤 遊海」さんが魅力体験旅

都リゾート 奥志摩 アクアフォレストは、目の前に広がる英虞湾の絶景を楽しみながら客室でゆったり過ごせるのが魅力。

こちらの客室は「アクア・ヴィスタ」というスイートルーム。

ホテル最上階の7階にあり、2020年7月にスイートルームをリニューアルされたそう。

「大きな窓から見える英虞湾が本当に素敵。癒されます」と加藤さんも、うっとり。

<天体観測>

都リゾート 奥志摩 アクアフォレストには本格的な大型天体望遠鏡が設置されており、志摩の美しい星空をじっくり観察することができるようになっています。

季節によって、観測できる星がかわるので、「前は冬に来たから、今度は夏の星座を観測しに行ってみよう♪」なんていう楽しみ方もできますね。

※開館時間は19:00〜21:00。ホテル利用の方は無料。悪天候の場合は閉館。

<夕食ビュッフェ>

伊勢志摩ならではの海の幸や、伊勢の郷土料理てこね寿司、伊勢うどんなどなどが楽しめる夕食ビュッフェ。

何を食べようかな?と迷っちゃいますね。

※料金は大人4,840円、小人3,390円、幼児2,600円(消費税・サービス料込)

年末年始やシーズンにより料金が異なります。

詳しくは都リゾート 奥志摩 アクアフォレストへお問い合わせください。

 

都リゾート 奥志摩 アクアフォレストの詳細はこちら

都リゾート 奥志摩 アクアフォレスト

住所 志摩市大王町船越3238-1
電話番号 0599-73-0001(都リゾート 奥志摩 アクアフォレスト)
公式URL https://www.miyakohotels.ne.jp/aqua-forest/
予約用URL http://hotel.kankomie.or.jp/dom/h/h011831.html
営業時間 チェックイン15:00〜、チェックアウト翌日11:00
料金 14,000円(税込)〜(2名利用時/1名/1泊2食付)
公共交通機関でのアクセス                                近鉄賢島駅から無料送迎バスあり(約25分)
車でのアクセス 伊勢自動車道・伊勢西ICから伊勢道路経由で約60分
駐車場 250台(無料)
※料金等については変更されている場合がありますので、お出かけの際は直接ホテルにお問い合わせください。

②夕日を見るならここ!桐垣展望台

 

“絵描きの町「大王崎」でミス・ユニバース・ジャパン2018「加藤 遊海」さんが魅力体験旅

都リゾート 奥志摩 アクアフォレストから車で5分ほど走ると、夕景の名所でもある桐垣展望台に到着。

日本有数のリアス海岸美を誇る英虞湾に、夕日が沈んでいくようすにうっとり・・・。

「今回の旅で巡ったスポット、どれも素敵でした♪志摩市の大王町には、たくさんの魅力があるんだなと実感できました!ぜひみなさんにも訪れていただきたいです」と加藤さん。

みなさんも”絵になる”美しい景色が広がる志摩市大王町に訪れてみてくださいね。

桐垣展望台の詳細はこちら

桐垣展望台

住所 志摩市大王町波切2199
公共交通機関でのアクセス 近鉄「鵜方駅」から三重交通バス御座線(御座方面)乗車、船越下車徒歩50分、または「鵜方駅」からタクシーで約20分(約13㎞)
車でのアクセス 伊勢自動車道伊勢西I.C.から伊勢道路経由で約55分
駐車場

 

関連スポット

かつおの天ぱく【鰹いぶし小屋見学】

伊勢志摩

志摩市

伊勢志摩の食文化に欠かせない鰹節。 志摩市大王町波切地区では、昔から鰹節づくりが盛んに行われています。 かつおの天ぱくは昔ながらの手火山(てびやま)製法で、燻しがつお「波切節」を作っています。 その実際の燻小屋を見学しながら、御食国(みけつくに)と呼ばれている伊勢志摩の食文化や伊勢神宮との関わり、波切での鰹節づくりについて学べる体験を行っています。(完全予約制) 予約方法・料金・内容など、詳しくはHPをご覧ください。

ホテル外観

都リゾート 奥志摩 アクアフォレスト(旧 ホテル近鉄 アクアヴィラ伊勢志摩)

伊勢志摩

志摩市

英虞湾を一望するシーサイドリゾートホテル。豊かな伊勢志摩の自然に包まれて、ゆとりの客室、大型プール施設、天然温泉、エステ、大きな天体望遠鏡を備える天文館など、ゆっくりとした時間を楽しみながら過ごすことができます。

波切神社

伊勢志摩

志摩市

わらじ祭りで知られる神社。 昔は、波切でも捕鯨が行われていました。ある日、捕まえた鯨を解体していたら、大きな卵型の石がでてきて漁師達を驚かせました。漁師達は、神のたたりを恐れてその石(鯨石)を波切神社に祀りました。  また波切神社は、ダンダラボッチの話で有名な「葦夜権現(いやごんげん)の秋祭り」をすることでも知られています。葦夜権現の秋祭りを町民は「わらじ祭り」と呼び、大わらじを作って海に流して、村の豊漁と安全を祈願します。

大王埼灯台①

大王埼灯台

伊勢志摩

志摩市

伊勢志摩国立公園の南東部に大王埼灯台は位置し、輝く白亜の灯台と石坂の町で有名です。海岸段丘の景勝地としても名高い大王埼にたつ灯台です。 熊野灘、遠州灘の境目を表す灯台で昭和2年に当時としては最先端の灯台として建てられました。灯台上部へは一般の方も登り観望する事が出来ます。 風の強い日は昇ることは出来ませんが、志摩半島と太平洋、そして神島など遠方の島を望む事が出来、沖から来る船がマストの先端から現れることを実感できる事から、地球の丸さが分かる岬としても知られています。 この投稿をInstagramで見る 【公式】観光三重(三重県観光連盟)(@kankomie)がシェアした投稿 - 2020年 7月月26日午前3時17分PDT

大王崎

伊勢志摩

志摩市

絵かきの町として知られ、多くの方がキャンパスに風景画を描く人気のスポット。断崖にくだける黒潮のしぶきの壮観な光景は志摩有数の美しさです。街は海蝕台地の狭い石畳の坂道に並び、海からの強風を防ぐために高い石垣や防風林で家並を囲み、絶好の画材を提供しています。

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