海風を目指してドライブ!志摩市浜島町のビン玉ロード、磯笛岬展望台、志摩地中海村で夜まで子どもと楽しんできました♪
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三重県志摩市浜島町(はまじまちょう)には漁具が幻想的にきらめく散歩道、太平洋を一望しながら願いをかける展望台、どこを切り取っても映える地中海村などドライブで行きたい名所が満載!観光地の伊勢志摩の中では穴場スポットともいえる浜島の魅力を紹介します!!

◆記事作成:ハナチロ
伊勢市で生活するやんちゃ娘とワガママ息子のパパ。
親バカ気味(笑)で子どもが写りこむ写真が増えがちですが、元気に、楽しく、可愛く?をモットーに活動中!
実際に家族でお出かけした中で、是非おすすめしたい三重の魅力を発信しています。
海が見たい季節になると、ドライブしたくなるのが「伊勢志摩」!!
今回は伊勢志摩の中でも伊勢海老と温泉が自慢の浜島町にスポットを当て、
・雄大な大海原に願いをかける磯笛岬展望台(いそぶえみさきてんぼうだい)
・思わず地中海沿岸でのリゾート気分に浸ってしまう志摩地中海村(しまちちゅうかいむら)
・漁具とは思えぬほど幻想的なきらめきを魅せるビン玉ロード
をまとめて紹介します!
また、最後には素敵な旅の思い出を残すための撮影のテクニックも解説していきます!!

最初に紹介するのは、志摩市浜島町南張の「磯笛岬展望台」です!
ここは、伊勢志摩国立公園内のリアス海岸が美しい英虞湾(あごわん)と、雄大な太平洋と、二つの対照的な海が一望できる展望台です。
心地よい海風を浴びながらの眺望に、娘も早速テンション高めです(笑)

磯笛とは、海女さんが海中から出て息をつく口笛のような音色の呼び名で、磯笛岬展望台の名前の由来となっています。
この展望台は国道260号からも近く、ドライブ休憩に気軽に立ち寄ることができます。
三重県は海が東側にありますが、海岸線が入り組んだ志摩では南西にも海が広がっているんです!!
特有の地形により熊野灘(くまのなだ)に沈む夕陽を眺めることができ、展望台は「日本の夕陽百選」の認定地となっています!

展望台には白亜色の「ツバスの鐘」が設置されており、この鐘を鳴らすとブリの幼名であるツバスにちなんで、出世・幸運をもたらすと言われています。
娘は出世欲が強いのか、延々と鐘を打っていたので、鳴らしすぎには気をつけてください(笑)

この地方であっぱ貝(桧扇貝)と呼ばれるカラフルな「あっぱ貝絵馬」が鐘の周りを彩っています。
この貝は真珠養殖の副産物としても知られ、真珠養殖発祥の地である志摩らしい風情ある絵馬に願い事をしました!

絵馬は1枚100円で、絵馬用の筆記用具まで添えつけられた至れり尽くせりの展望台です。
写真は、大好きなピンク色の貝を見つけ、背伸びで目立つところに絵馬を結ぼうとする娘です(笑)

結局諦めて、手の届くところに掛けていました。
「かわいいプリキュアになりたい♡」
と書くよう指示されました(笑) 叶うといいね!
こちらは、@fumika714さんが撮影された素敵なお写真です。
朝日を浴びた貝殻の絵馬が幻想的です。
この展望台は大海原の絶景有り、夕焼け有り、ツバスの鐘有り、あっぱ貝絵馬有り、恋人の言い伝え有りの、ただ通過してしまうには勿体ない穴場の展望台です!
ぜひ、伊勢志摩でドライブの際には、休憩に立ち寄ってみて下さい!
磯笛岬展望台
- 住所
- 志摩市浜島町南張
- 公式URL
- http://www.kanko-shima.com/

次に、インスタスポットとしても有名な志摩地中海村を紹介します。
地中海村はヨーロッパのリゾート地のような景観と英虞湾の絶景、温泉やグルメまで楽しめてしまうスポットです。
地中海村を真剣に紹介すると、それだけでひとつの記事が書けてしまうので、今回は簡単に紹介をします。

志摩地中海村は村全体がリゾートホテルとなっていますが、魅力はなんといってこのお洒落な街並みです!
日帰りでも夕方までなら入場可能で、お洒落なレストランやカフェでゆったりと過ごすことができます。
写真を撮る際には、構図や設定を考えて撮ると思います。
しかし、ここは設定不明の状態で撮っても、どこをどう切り取っても映えます(笑)

こちらは、インスタグラムでもよく投稿されているオレンジジュースです。
目の前でオレンジにグリグリ穴をあけてもらい、果肉も果汁も丸ごと飲み干せます。
本当は飲んでいるところをオシャレに撮りたかったのですが、姉弟で奪い合いの末、息子が落としました(笑)

ジュース事件で落ち込んだ息子が写っていますが、路地がまたオシャレです(笑)

英虞湾に突き出たレストランでは「新バスク料理」が楽しめます。
子どもたちと3人でのお出かけでレストランに入ると、料理を楽しむどころではなくなるので、また妻がいる時にゆっくりと訪れたいと思います(笑)
奥に見える島は、伊勢志摩サミットが開催された「賢島」
右奥に建つのはサミット会場となった「志摩観光ホテル」となります。
志摩地中海村を簡単に紹介しましたが、このスポットの魅力はまだまだ紹介しきれていないので、改めて紹介できればと思います。
志摩地中海村
- 住所
- 志摩市浜島町迫子2619-1
- 公式URL
- http://puebloamigo.jp/

最後に紹介するのは、浜島町の大矢浜から海岸沿いに約1kmに渡って続く「ビン玉ロード」。
ビン玉とは漁具として使用するガラスの玉で、このビン玉が遊歩道を幻想的に照らしてくれます。夕陽が海に沈んで辺りが暗くなると、ビン玉ロードがロマンチックに煌めきだしました。

ビン玉をよく見てみると、灯りがロウソク型のものからLEDのものまで場所によって光り方に違いがあることに気が付きます。
私が訪れたのは真冬で、海風が肌に刺さるように冷たかったです(苦笑)
暖かい季節の方がゆっくりと散策できるので、オススメです。
子どもたちは元気に走ってくれていましたが(笑)

この日は、娘が手作りのビン玉を持参して、なにやら誇らしげでした。
ビン玉はピラミッドのように積まれていたり、壁に埋め込まれていたり、手すりに括り付けてあったりと、見る人を飽きさせない演出がされています。
個人的には、この場所での写真でフォトコンテストに受賞できたため、非常に思い出深いスポットです。
志摩で綺麗な夕陽を鑑賞した後には、是非幻想的なビン玉ロードまで足をのばしてみてください!

浜島町には他にも温泉や伊勢海老、海鮮料理等の魅力がいっぱいです。私は浜島で数か月間生活していたことがあり、本当にいい思い出ばかりです。
伊勢志摩といえば伊勢神宮等の有名な観光地に目が行きがちですが、今年はぜひ志摩市浜島町まで海風を感じながらドライブしてみてください!
街の入り口ではビン玉に囲まれた「伊勢えび大王」が手を振って?待っていますよ(笑)
最後に、私がお出かけ先で写真を撮る際に意識しているテクニックを紹介します。
それは、「ピースサインや笑顔を求めない」ことです。
子どもは写真を撮られると意識すると、自然とピースをしたり、大人側からピースや笑顔を求めていたりします。
実際に観光地で、せーので写真を撮ると娘は不自然な笑顔でピースをします(笑)
その結果、写真の背景が違うだけで常に同じポーズ同じ表情の人物が中央に写るワンパターンな写真が出来上がります。
ピースサインでの笑顔も可愛い(親バカ)のですが、無意識に繰り返している内に、自分のスマホ内の写真が全部ピースで埋め尽くされてしまいます。
↓↓Befor↓↓(イメージ)

そこで、あえてピースや笑顔を求めることなく、声を掛けないまま写真を撮ってみて下さい。
すると、今まで気づかなかったいい表情をしている我が子に気づくことがあります。
何かに夢中になっている子どもは魅力的な表情をしています。
時には落ち込んでいたり、泣いていることもありますが、その写真の方が旅の情景やストーリーが伝わり、振り返ると笑い話になることが多いです(笑)
特に子どもは表情の移り変わりが激しく、様々な表情をしますが、それをピースサインの笑顔だけ記録するのは勿体ないです!
ぜひ、素敵な景色と一緒にその場にいた大切な人との記憶も一緒に残してもらえればと思います!
↓↓After↓↓


最後までご覧いただきありがとうございました。
今後も、みえ旅カメラ部としての記事を毎月投稿していきますので、よろしくお願いします!
前回の記事はコチラ♪:春に行きたい大紀町!!野原農村公園の藤と大平つつじ山のツツジ、大内山動物園を家族で楽しんできました