取材レポート
情緒いっぱいの町並み、亀山市・東海道関宿をぶらりおさんぽ!三重のお土産が集まるショップやニューオープンのカフェ、竈料理体験を満喫してきました♪
掲載日:2021.03.17
亀山市の関宿(せきじゅく)は、「東海道五十三次」の47番目の宿場町。江戸時代の面影が残り歴史を感じる町並みは、のんびりお散歩しながらの観光にぴったりです!中でも今回は関宿を歩いて見つけた、お土産店・カフェ・食堂の3店舗に注目!「古きよき」と「新しい」の両方から見た関宿をレポートします!

国道1号線からすぐの東海道に一歩足を踏み入れれば、まるでそこだけがタイムスリップしたかのよう♪


入り口からすぐの壁には、東海道関宿のイラストマップが掲示されており、関宿の見どころや、関宿にある建物の特徴などが示されています。
実は、歴史的・伝統的な建造物やそれらの美観な集落が選定される「国の重要伝統的建造物群保存地区」に、三重県で唯一選定されている関宿!
美しい町並みが高く評価されていることがわかります。

関西圏からのお客さんは亀山市を通り三重県へ訪れることが多いことから、“三重の西の玄関口”として行き帰りに立ち寄ってもらえるよう、県内あちこちのお土産を販売しているそう。

関見世 吉右衛門は、「関宿を知ってまち歩きを楽しんでもらい、このお店から三重県を発信することにつなげたい」と、関宿の老舗和菓子屋「深川屋(ふかわや)」の14代目 服部さんご夫妻が経営されています。
もちろん、深川屋の東海道関宿銘菓「関の戸」もありましたよ♪


他にも伊勢うどんや松阪牛しぐれ煮、熊野のみかんジュースなど、吉右衛門がおすすめしたい三重県の美味しいモノが大集合していました!

関宿にいながら、三重県中あちこちの魅力に出会うことができますね。

日本中の美味しいものを紹介し広めたいという服部さんの思いがつまっています。

「いろんな旅の道中、関宿に来てもらって、何か思い出を持ち帰ってもらいたい」と服部さんの言葉通り、亀山市の、三重県の、そして全国の発見ができるお店です。
名称
関見世 吉右衛門
住所
〒519-1111
亀山市関町新所1765-5
電話番号
0595-86-5780
営業時間
10:00~16:00
休日
不定休
駐車場
関宿観光駐車場
公共交通機関でのアクセス
JR関駅より徒歩10分
車でのアクセス
名阪国道 関インターより5分

先ほどと同じ深川屋のご主人が営むこちらのカフェでは、関の戸と一緒に、こだわりのコーヒーや伊勢茶、軽食などが楽しめます。

色とりどりのグラスアートを自らで貼ったというドアもおしゃれです♪
イートインとテイクアウトの入り口が分かれている茶蔵茶房。
訪れたらぜひ注目してほしいのが、テイクアウト注文用の窓口があるガーデンです!

白い壁一面に、国内外の有名ブランドとコラボするなどして活躍するグラフィックアーティストSHETAさんによるアートが施され、外のシックな雰囲気からは想像もつかないポップな空間♪

SHETAさんの下積み時代から親交があったことから、今回このアートをお願いしたのだそう。
このアートは、店内のカウンター席からも眺めることができます。


コーヒーやお茶を淹れる体験や香りなども一緒に楽しんでほしいとセルフドリップ式にしているそう。これらには関の戸が1つ付きます♪


今後、このスペースではグラスアート作りなどの体験を計画中だそう♪楽しみですね!
レンタルルーム利用(全て税込価格)
・さくらルーム 1時間990円 1日(8時間)6,600円
・EEルーム 1時間660円 1日(8時間)4,400円

茶蔵茶房
住所/〒519-1111 亀山市関町新所1765-5
電話番号/0595-86-5780
営業時間/10:00〜16:00
休業日/木曜、その他不定休
公共交通機関でのアクセス/JR関駅より徒歩10分
車でのアクセス/名阪国道 関インターより5分
駐車場/関宿観光駐車場



テーブル席、カウンター席に加え、広々とした小上がりの席もあります。

そばは、日高昆布と荒削りの鰹節からとるうま味たっぷりの出汁が自慢!
竈ならではの強い火力で炊き上げるおこわは、モチモチとした食感!春は竹の子、秋は栗など、季節により内容が変わるのも楽しみです♪

竈で起こした火でご飯を炊いたり、魚を焼いたり。調理体験のあとは、作った料理をいただきます。
こちらは、会津屋の美味しいおこわを炊く、今も現役の竈。2020年2月に修復され、体験スペースが拡大しました!

火起こしに20分ほど、なかなか根気のいる作業ですが、これも美味しい料理のため!

夏は七輪で焼いた鮎を山椒と一緒に釜へ入れた鮎ご飯、秋にはさんまと生姜のご飯、他にも、焼いた地鶏の鶏ご飯や自然薯とろろご飯など、季節により内容はさまざま!

火加減を見たり、釜のグツグツ、パチパチといった音を聴いたり、ご飯の炊ける香りを嗅いだり・・・
「昔の人は五感を使い調理して、その手間さえ楽しみ、ごちそうとしていたことを、体験を通して知ってもらいたい」と店主の松田さん。
日本の昔の暮らしを知らない子どものいる家族や、外国人の方にも喜ばれているそう。
日常ではなかなか体験できない、昔ながらの生活の知恵や工夫を学ぶことができます!

その他、定期的に開催されている竈体験は少人数での申し込みも可能!
日時や詳細はフェイスブックにてお知らせされているので、チェックしてみてくださいね!
地産食材を楽しむ竈体験 要予約
料金/中学生〜大人 1人3,500円(税込)
大人1人+小学生2人(1人800円)まで参加可能
名称
会津屋
住所
〒519-1111
亀山市関町新所1771-1
電話番号
0595-96-0995
公式URL
料金
ホームページをご覧ください。
営業時間
11:00~17:00
(14:30~簡易メニューにて営業)
休日
月・火曜
駐車場
4台
公共交通機関でのアクセス
JR関駅より徒歩10分
車でのアクセス
名阪国道関インターから車で5分
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