取材レポート

伊勢名物「へんば餅」は200年以上続くお伊勢参りゆかりのお餅!こんがり焼き目が香ばしいお餅のおいしさの秘訣に迫ります!

掲載日:2021.02.12

伊勢名物のひとつ、へんば餅を販売する老舗和菓子店「へんばや商店」。江戸時代に創業してから約200年、当時はお伊勢参りに訪れた人々の憩いの場として、今では地元民や観光客にも広く愛され続けています。両面にこんがり焼き色のついた団子皮に口溶けのよいこし餡を包んだお餅は、一度食べたらファンになってしまう人続出!今回は、そんなへんば餅を深掘り取材してきました!

丸く平らなカタチに焼き色がトレードマークのへんば餅は、地元民はもちろん、観光客からも長年愛されている伊勢名物のひとつ。老舗和菓子店「へんばや商店」の看板商品です。

地元の人々は子どもの頃から食べ親しんでいるこのお餅。
食べてみると、皮はもっちりと柔らかく、餡は優しくて甘すぎないさらっとしたこし餡。ひとつ食べると、ついついもうひとつ手を伸ばしてしまうクセになるおいしさです。

そんなへんば餅のおいしさの秘密を探るべく、今回は特別にへんば餅が作られている工場を見学させていただきました!

へんばや商店が取り扱う材料は、全て厳選された国内産!
そして、へんば餅の消費期限は、製造日を含んでなんと2日間。
素材の味を楽しんでほしいと、添加物などで日持ちさせずに、すべてその日の早朝から作られています。

こちらは包餡機(ほうあんき)という機械で、餡を団子生地で包む工程。

へんば餅の生地は、実は餅米ではなく、団子などに使われる上新粉が使われています。そのため、あのへんば餅特有のコシのある食感が生まれるのだとか。

次はローラーで均等に平たいカタチに!
見慣れたへんば餅らしい形になってきましたね!
このあとは、鉄板にのせて焼いていきます。

ほどよく焼かれたところで、鉄板がくるっと裏返り、焼き目が出てきました!
こうやって見ると圧巻です!

これで完成!と思いきや、焼いたあとは、すぐに冷やす工程に入るそう。
これがへんば餅の重要な工程となっていて、餅が締まり、柔らかく、弾力のあるあの食感の秘訣だそうです。

毎日変わらない味を届けることが使命だと話す専務の深井さん。
シンプルだからこそ、素材の良し悪しが味に出るといいます。
団子生地や餡は、季節や温度によって味や柔らかさが日々変化するそう。この絶妙な調整は、経験を積んだ職人さんが毎朝調整をし、へんば餅の味を守り続けています。

ところで、みなさんは「へんば」の意味をご存知ですか?
意外と知らない人も多い「へんば」の名前の由来。

今から200年ほど前(安永四年)に参宮街道、宮川のほとりで初めた茶店に、当時馬に乗ってお伊勢参りに訪れた人々が、宮川の手前にあるこのお店で一息つき、馬を返してから参拝したことから、いつしかへんば(返馬)餅と名づけられたそう。


現在のおはらい町店では、観光客の人たちにもその由来を知ってもらいたいと、当時の馬を再現したオブジェが迎えてくれます。

へんばや商店の本店がある伊勢市小俣町は、旧参宮街道に沿った伊勢参宮街道の最終宿場町でした。

こちらは、大正初期のへんばや商店本店の写真。
現在の本店も当時の面影が残っていますね。

こちらは当時のへんば餅を作っている様子。
この頃はすべて手作業で作られていたそうです。その味が代々受け継がれ現在で10代目。先代の思いを受け継ぎ、今も創業以来変わらぬ味を守り続けています。

へんば餅は、シーンに応じて購入できるよう、さまざまなラインナップがあります。定番の10個入(経木)800円やスクエアの箱に入った1つずつ個別包装の5個入500円など、自分や家族のお土産にしたり、職場で分けたりできるのでうれしいですね!

もちろん出来立てを、すぐに食べるのがおいしいですが、硬くなってきた後も、フライパンなどで軽く焼くと柔らかさと香ばしさが戻ってきます!
実際にやってみました!あたたかいへんば餅もおいしい~♪

おしるこにしている人もいる!ということで、へんば餅をちぎってお湯で溶かして作ってみました!上には先ほどの焼きへんば餅をトッピングしてアレンジ♪
小さい頃からへんば餅を食べてきた私ですが、これは新しい発見です!
甘さすぎないおしるこの完成!こし餡のなめらかさがとってもおいしい!

へんばや商店では、へんば餅をはじめ、その他さまざまな商品があります!

中でも「さわ餅」は人気の商品!
白とよもぎの2種類があり、餡はへんば餅の餡と同じ餡。皮には餅米を使い、へんば餅とはまた違った食感なので、食べ比べを楽しむのもおすすめです。


さわ餅 2個(皿/パック) 280円  5個入 700円

こちらは、昔ながらの製法で作るこだわりの「赤飯」。
色付けに小豆の煮汁を使い、蒸籠で蒸し上げた本格的なおこわです。米は100%国産もち米を使用し、1つひとつ丹精こめて作られています。


赤飯 弁当(1合少々)450円 3合半折 1,100円 5合折 1,400円

へんば餅を食べるときには、おいしいお茶と一緒に味わいたいもの。
へんばや商店でも三重県で生産されるお茶の統一ブランド「伊勢茶」の販売も行っています。伊勢市の隣町・度会(わたらい)のお茶農家さんが特別にブレンドした、ほうじ茶・緑茶・玄米茶の3種を便利なティーバッグで楽しめます。

こちらは、へんば餅の由来をあらわした「馬缶」に入ったティーバッグ。
※おはらい町店限定商品

背中には人や荷物をのせる鞍もデザインされています。あどけない表情が心を和ませてくれますね!お茶を楽しんだあとは、お部屋のインテリアや小物入れ、子どものおもちゃとしても使えます♪

現在、へんば餅は伊勢市内にある4店舗のみで販売中。伊勢神宮へ行かれる方は、内宮へ向かう参道沿いにある「おはらい町店」がおすすめです。
伊勢の地でしか食べられない銘菓。ぜひ一度味わってみてくださいね!
※現在はコロナウイルス感染拡大防止のため店内飲食を中止しております。
名称

へんば餅(本店)

住所
〒519-0501 伊勢市小俣町明野1430-1
電話番号

0596-22-0097

営業時間

営業時間/8:00~17:00
イートイン/9:00~16:00
※現在、コロナウイルス感染拡大防止のため店内飲食を中止しております。
※17時以前に売り切れる場合がございます。

休日

毎週月曜日(祝日、振替え休日の時は火曜日)

駐車場

約10台

公共交通機関でのアクセス

・近鉄山田線「明野駅」から徒歩で約10分

名称

へんば餅(宮川店)

住所
〒515-0505 伊勢市西豊浜町342-1
電話番号

0596-37-0951

営業時間

営業時間/8:00~17:00
イートイン/9:00~16:00
※現在、コロナウイルス感染拡大防止のため店内飲食を中止しております。
※17時以前に売り切れる場合がございます。

休日

毎週月曜日(祝日、振替え休日の時は火曜日)

駐車場

約20台

車でのアクセス

・国道23号線沿い西豊浜町

名称

へんば餅(おはらい町店)

住所
〒516-0026 伊勢市宇治浦田1丁目149-1
電話番号

0596-25-0150

営業時間

9:00~17:00
9:00~16:00(イートイン)

休日

月曜(祝日の場合は翌日休)

伊勢市駅前店
〒516-0074 三重県伊勢市本町17-16
TEL:0596-72-8688
営業時間/9:00~17:00
イートイン/9:00~16:30
※現在、コロナウイルス感染拡大防止のため店内飲食を中止しております。
※17時以前に売り切れる場合がございます。
定休日/毎週月曜日(祝日、振替え休日の時は火曜日)
※伊勢市駅前店はへんば餅のみの取扱いとなります。

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