TVドラマ高校生レストラン「まごの店」・多気町☆

掲載日:2011.06.12

TVドラマ「高校生レストラン」の舞台「まごの店」・多気町を取材してきました!(2011年4月)

 「いらっしゃいませ」「天ぷらあがります」「ありがとうございました」。元気いっぱいの声が響きます。

 清々しくて気持ちよく、こちらの心まで躍りだします♪ ここがTVドラマの舞台になった三重県立相可高校の調理クラブが運営する「まごの店」。

 「まごの店」は、伊勢茶や伊勢芋の産地としても有名な三重県多気町にある「五桂池ふるさと村」という、静かな山あいにあるとっても熱いお店。

 駐車場には県外ナンバーの車も止まり、9:30頃から記入できる待機表は開店頃には残り僅かとなり、店の入り口はお客さんであふれます。

【まごの店】
○住所:三重県多気郡多気町五桂956 五桂池ふるさと村施設内
○営業:土・日曜日・祝日 期間10:30~15:00
 ※学校行事を優先していますので、急な変更等もあります
 ※食材がなくなり次第終了
○URL:http://www.mie-c.ed.jp/houka/gakka/syoku/mago.htm

 一番人気の「花御膳」を注文しました。からっと揚がった天ぷら、噂のだし巻き卵、しっかりだしの効いた型くずれのない煮物、最も手が込んだというサンマの甘露煮・・・。

 国内はもとより海外でも数々の料理コンクールで入賞を果たす学生さんが、地元の旬の食材を使って真心込めて作る料理は、大人顔負けのおいしさです☆

【メニュー】 
○花御膳:まごの店一番人気の看板メニュー
○まごの店定食:伊勢芋をねりこんだ手延べ煮麺の定食
○茶漬け定食:尾鷲の真鯛の胡麻茶漬けか松阪肉の茶漬け定食
○伊勢芋とろろ定食:特産の伊勢芋を使った季節限定の定食
 ※どれも1,200円
 ※学生さんの研修や試験等によって十分な仕込みができない場合等には、花御膳のみになる場合があります。

 このすばらしい味は、繰り返し、繰り返し、徹底的に「基本」を指導し、「現場」「本物・本質」「瞬間・瞬間」を大切にする村林先生の愛情に溢れた厳しい教えと、火傷をしたり、絆創膏を貼って、毎日毎日ひたむきにがんばり続ける学生さん一人ひとりの努力の賜です。

 そして、まごの店と並んで大人気なのが、「まごの店Sweets」。土曜日だけオープンします。ビスキュイロール、いちごのチーズモンブラン、なめらかプリン・・・。どれもたまらなくおいしそうです☆

 整理券が配られるそうですが、お店に着いた9:30には残念ながら残っていませんでした。買えた人に聞いたところ、なんと8:30頃から並んでいたそうです・・・。

 なお、2011年6月6日、10日、13日、17日、20日、24日、27日の期間限定で、「まごの店と伊勢神宮を巡るバスツアー」が行われます(5000円・10日前までに要予約)。こちらもウレシイですね!
☆ご予約はこちら:
http://www.tabihatsu.net/special/kouresu/

 ところで、まごの店がある「五桂池ふるさと村」は、全国的にも珍しい、自治会によって運営されている体験型のレジャー施設です。

 旬の新鮮な野菜や果物などがそろう「おばあちゃんの店」、動物園「花と動物ふれあい広場」、ミニゴルフ場「ニコニコゴルフ」、いちご狩り(秋にはみかん狩りやかき狩り)などもできて、いろいろと楽しめます♪

【五桂池ふるさと村】
○住所:三重県多気郡多気町五桂956
○電話:0598-39-3860
○営業:8:00~17:00(毎月第2火曜は定休。但し、年末年始は営業、8月は無休)
○URL:http://www.furusatomura.taki.mie.jp/

 相可高校・まごの店を卒業した先輩たちは、県内外の料亭やレストラン、食品関連企業などに就職し、活躍されています。

 ショッピングセンター内にある「せんぱいの店」はそのひとつ。先輩たちが、地元食材を活かした安心・安全なお弁当やお総菜を販売しています。さすがに先輩、こちらも逸品揃い!お弁当は売り切れちゃうそうです。

【せんぱいの店】
○住所:多気郡多気町仁田750マックスバリュ多気店内
○電話:0598-38-4900
○営業:10:00~19:30(水曜定休) 

 それから、多気町の有名スポットの一つが丹生地域。奈良時代より良質の水銀の産地として繁栄し、現存する家並みにはその面影が残っています。

 また、ここには、774年に創建された弘法大師・空海ゆかりの真言宗寺院「丹生の大師(神宮寺)」があり、特に春と秋の例祭には多くの参拝客で賑わいます。

【丹生大師】
○住所:多気郡多気町丹生3997
○電話:0598-49-3001
○URL:http://www.ma.mctv.ne.jp/~jr2uat/daisi/daisi.htm

 丹生大師のすぐ近くにあって、長い行列を作るのが「せいわの里 まめや」。菜の花がきれいでした。お年寄りの知恵と豊かな資源(原料・技術)を次世代に繋ぐことを、そのコンセプトにしています。

 豆腐、おからや白和えなどの豆類を中心に、地元で採れた旬の食材を使ったバイキングが大人気で、今は、つくしやふきのとうがイチオシ! ついつい食べ過ぎてしまうおいしさです。おからドーナツでお茶をしたり、豆腐や味噌などをお土産にするのもいいですよ。

【せいわの里 まめや】
○住所:多気郡多気町丹生5643
○電話:0598-49-4300
○営業:10:00~17:00(バイキングは11:00~14:00木曜定休)
○URL:http://www.ma.mctv.ne.jp/~mameya/

 ここから10分ほどのところにある「中山薬草薬樹公園」と「元丈の館」が今回の最終地点。日本薬草学の先駆者である野呂元丈の生誕地に作られた、穴場スポットです。

 ラベンダー、ローズマリーや梅など、250種以上の薬草や薬樹が植えられているほか、園内にある薬草とハーブの足湯(無料)は、いつもリピーターでいっぱい。食事もできて、オススメです。

【中山薬草薬樹公園・元丈の館】
○住所:多気郡多気町波多瀬412-2
○電話:0598-49-3933
○時間:9:00~17:00(足湯は10:00~16:00、水曜定休)
○URL:http://www.ma.mctv.ne.jp/~genjyo/
※掲載されている内容は2011年4月の情報となります
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