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取材レポート

鳥羽市の離島・答志島でレトロな路地裏をお散歩♪至極の「答志島トロさわら」水揚げにも迫りました!

掲載日:2020.12.18

10,592ビュー

鳥羽市には、鳥羽マリンターミナルから船でアクセスできる4つの離島があります。その中で最も広く、人口の多い答志島(とうしじま)は、シラスやワカメ、サワラをはじめとする漁業がさかんで、漁村ならではの文化や風景が色濃く残る島。そんな答志島を、「島の旅社」のガイドさんの案内のもとぶらり旅!秋から冬に最も美味しくなる答志島のブランド「答志島トロさわら」についても教えてもらいました!

鳥羽市の離島・答志島でレトロな路地裏をお散歩♪至極の「答志島トロさわら」水揚げにも迫りました!

離島に行くというだけで、いつもの旅とはちょっと違ったワクワク感♪
答志島へは、鳥羽駅から徒歩5分の「鳥羽マリンターミナル」から出発する定期船で向かいます。


答志島に定期船が往来する港は、島の東側にある「答志港」、「和具(わぐ)港」、西側にある「桃取(ももとり)港」の3つ。
行きたいスポットに近い港を選びましょう。

鳥羽市の離島・答志島でレトロな路地裏をお散歩♪至極の「答志島トロさわら」水揚げにも迫りました!

今回は和具港に着く船に乗りました!
定期船は2階のデッキへ上がることもでき、鳥羽の海や小島の景色を眺めながらの船旅が楽しめます!

鳥羽市の離島・答志島でレトロな路地裏をお散歩♪至極の「答志島トロさわら」水揚げにも迫りました!

鳥羽マリンターミナルから高速船に乗り、15分ほどで和具港に到着。
定期船乗り場のすぐ近くに漁協市場や漁船の停留所があり、答志島が漁業の盛んな島であることがこの時点から一目瞭然です!


答志島は、このような漁村風景の他にも見どころが満載。
鳥羽の離島の魅力を発信する「島の旅社」のガイド 山本さんの案内のもと、さっそく島内を散策してみました!

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まずは、答志島の町中をぶらりお散歩です!
ここは島民のみなさんがまさに生活している住宅地の中ですが、ここにも答志島ならではの風景が広がっています。

鳥羽市の離島・答志島でレトロな路地裏をお散歩♪至極の「答志島トロさわら」水揚げにも迫りました!

道幅の狭い路地裏もそのひとつ。
島内の80%が自然林で平地の少ない答志島は、限られた土地いっぱいに家が建ち並んでいるため、このような狭い路地がいくつも見られます。
町並みはレトロな雰囲気で、写真を撮るのも楽しい!
まるで迷路に入ったような気分で散策できます。

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ところで、島のあちこちで目に入るこの「マルハチ」のマーク。
住宅の壁や戸板、船にまで、島内のいたるところで見られるこのマークは、大漁や家内安全を祈願する意味があるんだとか!
答志島の八幡神社の祭礼「神祭」にて使われる墨紙で描かれていることが多く、古くから島に根付いているならわしのひとつです。

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こちらの「じんじろ車」も、路地のあちこちで見られます。
車が入れない狭い路地の中を荷物を運ぶために使う手押し車で、島の鍛冶屋さんがその家庭ごとに一つひとつ作る特注品なのだそう。
見ると、どの家のじんじろ車も違った形をしていておもしろいです!

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住宅地を出たところにはこんな変わったガソリンスタンドもあり、島内には初めて見るものがたくさん!

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島民のみなさんの暮らしを覗くことができました。

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続いて向かったのは、島民が氏神様として信仰している「美多羅志(みたらし)神社」。

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20年に1度、本殿が新しくなる式年遷宮(しきねんせんぐう)を2020年11月に迎えたばかり!
真新しい本殿を目の前にし、気持ちも引き締まります。

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境内には、その形が龍の頭に見えることから「龍神さん」と呼ばれる御神木も。
確かに、龍の横顔に見えて迫力満点です!

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美多羅志神社の隣には、「潮音寺(ちょうおんじ)」というお寺もあります。

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潮音寺には、参拝するともらえる「大般若札(だいはんにゃふだ)」があります。
島の人々は、安全や病気をしないようになどと願いを込め、お守りのように家の大事な柱に貼ったり、財布に入れて持ち歩いたりするそうです。

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散策していると、そろそろお腹が空いてきました!
答志島といえばやっぱりお魚でしょ♪と訪れたのは、和具にある「まるみつ寿司」。
目の前の海から揚がる新鮮な地魚が、お寿司やお刺身、焼き物などさまざまな料理で楽しめます。

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この日は、上握り(2,200円)と海鮮丼(1,650円)をいただきました。
ネタはどれも新鮮そのもので、なんとエビはまだ少し動いているほどピチピチ!

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さらには、答志島の名産であるサワラのタタキも!
サワラは本来足のはやい魚のため焼魚などにして食べることが多いですが、新鮮なサワラが揚がる鳥羽では、刺身やお寿司、炙ってタタキにして食べるんだそう。
身がやわらかく、程よく脂が乗って甘みさえ感じられるほど美味しいです!


お魚の新鮮さについて大将に聞くと
「その日獲れたばかりの魚や、さっきまで生簀(いけす)で泳いでた魚が寿司になる。市場がすぐそこだからこそ、新鮮なものがお値打ちに食べられるんだよ」と教えてくれました。
このボリュームと鮮度でこのお値段は、答志島ならではですね!

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答志島ならではといえばもう一つ!
2018年から鳥羽の新たなブランドとして出荷されている「答志島トロさわら」です。


答志島では一年中水揚げされるサワラ。
漢字では魚編に春と書き、春が旬だとされている魚ですが、伊勢湾のサワラが最も脂がのって美味しい時期は秋から冬にかけて。

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そんな一番美味しい時期である10月初旬から1月末までの期間に一本釣りにて釣られた傷のないサワラで、脂肪含有率10%以上、2.1〜4.0kgの大銘柄なもの…など、厳しい基準をクリアしたサワラだけが「答志島トロさわら」と名乗ることができ、その証に赤いタグを尾ヒレにつけ出荷することができます。

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お昼になると早朝からサワラ漁に出ていた漁船が、次々と港へ帰ってきました!
すると市場はみるみる活気付いていきます。

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水揚げされたサワラは、黒く光ってツヤツヤ!
すぐさま、脂肪含有率を計測するフィッシュアナライザーにかけられます。

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すると数値は17%!十分な脂の乗りです。

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そして重さを測り、大きさ別にランク分けされていきます。
驚いたのは、ここでの漁師さんやその奥さんたちの動きの早いこと!
あっという間に計測、タグづけ、箱詰めまでがこなされていきます。

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次に始まったのは、水揚げされたばかりのサワラの競りです!
島内のお寿司屋さんや旅館の女将さん、魚の仲買業者さんたちなどこの日は10人以上の買い手が集まり、競りが始まります。

鳥羽市の離島・答志島でレトロな路地裏をお散歩♪至極の「答志島トロさわら」水揚げにも迫りました!

みるみる進んでいく競りのスピード感は見モノ!
サワラは全て買い取られていきました。
こうして、答志島のサワラは、島内はもちろん、全国へと出荷されていくのです。


ゆっくりとした時間が流れる昔ながらの町並みや、いにしえから伝わる島の文化、新鮮で美味しい海の幸と漁場の営みを目の当たりにし、大満足の旅でした!

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今回、案内をしてくれた島の旅社 山本さん。
気さくに楽しく島を案内してくれ、帰る頃にはすっかり仲良しに!
「キッチリした観光案内というよりも、すれ違う人や漁師さんと話したり、島民のみなさんとふれあってもらうことを大切にしています。みんな、方言はキツいけど(笑)接すれば温かくて面倒見がよくて、絆が深いんですよ」と答志島の魅力を語ってくれました。

※今回のコースは、島内の路地裏を巡って、島の人々が普段食べている食材をつまみ食いする「路地裏つまみ食い体験」(現在はコロナウイルス感染防止のためお休み中)プランをアレンジしたもので、セリの見学は特別に許可を得て行っているものです。

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島の旅社では、島の人々が作った海女小屋で、囲炉裏を囲んで炭火で焼いた答志島の海の幸を味わう「海女小屋体験」など、他にもさまざまな体験を行っていますよ!


海女小屋体験
【料金】
・大人4名以上 1人3,500円(税込)
・大人3名 1人4,200円(税込)
・大人2名 1人4,550円(税込)

他の体験メニューは、島の旅社のホームページで確認してみてくださいね!

島の旅社
住所/〒517-0002 鳥羽市答志町943
電話番号/0599-37-3339
公式URL/https://www.shima-tabi.net/
営業時間/10:00〜16:00
公共交通機関でのアクセス/JR・近鉄鳥羽駅より徒歩5分鳥羽マリンターミナルから市営定期船へ乗船
車でのアクセス/伊勢自動車道(伊勢I.C.)より鳥羽マリンターミナル横「佐田浜第1駐車場」まで車で約15分
駐車場(有料)/佐田浜駐車場(第1〜3) 計1,004台

カテゴリー
文化&寺社仏閣
季節
オールシーズン
エリア
伊勢志摩

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