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魅力あふれる答志島をご紹介!

掲載日:2011.06.12

人情味あふれる島の人たち。長い年月をかけて培われてきた島の風土。豊かな自然。鳥羽湾に浮かぶ最も大きな島・魅力いっぱいの答志島です♪ (2010年7月)

 JR・近鉄鳥羽駅から歩いて5分ほどの佐田浜港から、市営定期船に乗船。船内には、乗客とともに、新聞や食料品などもいっぱい。欠くことのできない大切な船です。
 左手に「三つ島」を見ながら進むと、すぐに答志島が、しばらくすると右手に「菅島」、前方に「神島」が見えてきます。

 答志港に到着し、今回お世話になった「島の旅社」の方と合流しました。訪れた方に、島の生活体験を通して、島の魅力を思う存分に伝えてくれる島旅のプロデューサーです♪
 さっそく、路地裏散策にでかけました。島で大活躍の、キュートな手押し車「じんじろ車」も登場し、路地裏を案内してもらいました。

 ちょうどこの日は、天王祭というお祭りがあった日。小さいお子さんがいる家の軒先には、願い事を綴った短冊が結われた笹が飾ってありました。
 「みんなが長生きするように」「地震・津波・火事が起こらないように」「レギュラーになれますように」など、子どもたちのかわいい願いが綴られていました。

 家の戸板に書かれた「まるはち」、戸板などに挟んだ「いわし」、いくつもかける「注連縄」、唯一行き止まりとなった路地「サンデ(サザエ)の底」など、島固有の生活や文化について、丁寧に説明してもらいました。 
 とっても興味深いお話☆ それぞれの意味などは割愛します。ぜひ、直接体験して、見て・聞いて・発見してくださいね♪

 次は、前日に仕掛けていただいた、30個以上の篭を引き上げる「篭上げ体験」。小舟に乗って、一つひとつ上げていきます。わくわく・どきどきです。
 海から上げる瞬間、バチャバチャっと何かが跳ねる音! 篭をのぞくと、アナゴ、タコ、ヤドカリ・・・、いろんなものが入っていて、大漁でした☆

 続いて、海女小屋体験。用意していただいたものと一緒に、篭上げでとれたものも特別に焼いてもらいました。
 現役海女さんから話しを伺いながら、とれたて・新鮮な海の恵みをいただきました。おいしかったです。 「海は宝箱。みんなで海を分け合う」とおっしゃった海女さんの言葉がとっても印象的でした。ありがとうございました。

 その日は、和具にある旅館「答志島温泉・中村屋」さんで泊まりました。
 和具港やビーチの近くの高台にある温泉旅館で、眺め、温泉、お料理、そしておもてなし、どれもが抜群でした☆。たくさんの芸能人も訪れているようです。

 翌日は、答志港に隣接する鳥羽磯部漁協答志支所市場に行きました。ここは、見学ができるんです。
 競りが始まるお昼に近づくと、漁から戻る船がぞくぞくと港に戻り、船から水揚げされた魚が次々と市場に運び込まれていきます。市場は、活気に満ちあふれていました☆

 市場に運び込まれた魚は、順番に目方を量って、ずらりと並んだ水槽に入れられていきます。もちろん生きたままの新鮮な状態!
 時間がくると、いよいよ競りがスタート。漁協の方の合図で、仲買人さんや宿の方が競り落とします。瞬時に決まり、すごい勢いで、次へ次へと水槽を移動して競りにかけていきます。
 島の魅力を満喫させていただきました。
 島の旅社では、この他に、大潮の干潮時に無人島で生き物にふれあう「浮島自然水族館」など、島の魅力を体験できるプログラムを行っています。
 ぜひ、魅力いっぱいの答志島におでかけください♪


※掲載されている内容は2010年7月の情報となります
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