白山町の里山で科学を使った農業を行う「いのさん農園」。安心安全・残留農薬0(ゼロ)にこだわる農園を見学!

掲載日:2020.06.29

自然いっぱいの白山町で残留農薬0(ゼロ)の安心・安全の採れたてを瞬間冷凍した冷凍ブルーベリーと冷凍イチゴのご紹介。

冷凍ブルーベリー1.5㎏入り

いのさん農園独自の基準を持ち、選果スタッフにより丁寧に選果したブルーベリーをその日のうちに急速冷凍。。粒がちょっと大きめで甘さもしっかりもちろん残留農薬0(ゼロ)だから安心・安全。

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いのさん農園紫宝の瞳 冷凍ブルーベリー

いのさん農園独自の基準を持ち、選果スタッフにより丁寧に選果したブルーベリーをその日のうちに急速冷凍。解凍してもドリップの量が少なく、冷蔵庫で解凍すると生のような状態になります。
粒がちょっと大きめで甘さもしっかりあり、そのまま食べてもとても美味しいですよ。もちろん残留農薬0(ゼロ)だから安心・安全。

ゼリーやヨーグルト、アイスクリームなどにトッピング。また、ジャムやジュースの原材料としても最適。パウンドケーキやマフィン、ベーグルの生地に練りこんで使っても良いですね。


いのさん育ちの冷凍イチゴ1.5Kg入り

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いのさん育ちの冷凍イチゴ

いのさん農園のイチゴは養液土耕栽培・高設栽培で育てています。残留農薬は0(ゼロ)。味の特徴は、高糖度でとっても甘く酸味の違いがしっかりわかるイチゴです。
「冷凍イチゴ」は、その日に採れたイチゴを新鮮なうちに瞬間冷凍。ジッパー付き包装だから、必要な分だけ解凍して美味しく召し上がれます。ヨーグルトやアイスクリームなどにトッピング。また、ジャムやジュースの原材料、お菓子の材料としても最適ですよ!

いのさん農園・・・社長は岡田さんなのに、なぜ「いのさん」?

「いのさん農園」名前を見てふと疑問に思い、岡田社長にその理由を尋ねてみたところ、『いのさん農園の「いのさん」には2つの意味があります!』とのこと。

1つ目はフランス語のInnocent(イノサン):「むじゃき」という意味がある言葉。岡田社長が地元に戻ってくる際に、自分自身が「やりたいことを素直にできる」という意味を込めまたそうです。素敵ですね!

2つ目はこの土地の昔の名前は猪倉(イノクラ)という地名だったそうです。「人が自然と集まり、温かみのある場所」という意味があったらしく、そんな農園にしたいという意味を込めてということです。
なるほど、納得!岡田社長の農園に対する想いがこもっていますね!

いのさん農園のブルーベリー畑見学!

最初にブルーベリー畑に入った時、何か違和感?写真でわかりますか?そうです。地面が「土」ではなく「コンクリート」なんです!
なんと、このコンクリートの上で鉢(ポット)でブルーベリーを栽培をしているんです。
広大な敷地にブルーベリーの鉢が、なんと1,013鉢!!その数にもビックリですね!地面が土ではないという環境は、スニーカーでも農作業ができ、清潔で女性が働きやすい環境でもあるそうです。

このブルーベリー畑は、7月中旬~8月下旬まで観光農園としてブルーベリー狩りができます。
いのさん農園のブルーベリーは、眼精疲労を回復し、視力を改善する働きがあると言われている「アントシアニン」が、なんと通常流通しているブルーベリーの約2倍になるよう作られているとのこと。すごいですね!

視力の気になる方、一度訪れてみてはいかが?

科学を使って農業を行う!?

なぜ鉢(ポット)でブルーベリーを栽培するのか?「科学が生かせることができるからですよ」と岡田社長の一言。
ひとつ前の写真を見てください。木の上をホースがパイプラインのように農園を横切っていますよね。実は、そのパイプの中を独自にブレンドした養液が流れているんです。そして、その溶液が流れるホースは、それぞれの鉢(ポット)につながり供給されるようになっているとのこと。

岡田社長は、「気候、天候に合わせて独自に養液(肥料)を整え、木が最大限に力を発揮できるように手助けするのが私たちの仕事です!」とおっしゃってみえました。

なるほど!と思うと同時に、これが科学を使って行う農業なのだと感動しました。

観光農園「イチゴ狩り」も有名!

こちらはイチゴ栽培のハウス。
取材時は残念ながらオフシーズンでした。シーズン中こちらでは「イチゴ狩り」もできるそうです。
もちろん残留農薬は0(ゼロ)、安心・安全なイチゴをお腹いっぱいいただきましょう!

イチゴ狩りのシーズン2019/12/末頃~2020/5/下旬

詳細については、「いのさん農園ホームページ」をご覧ください。
いのさん農園ホームページ(いちご狩りについて)

https://inosan-farm.co.jp/service/strawberry3.html

大学時代、農業との出会いが人生を変える

岡田社長は、地元三重県鈴鹿市の高専を卒業後、山形の大学へ進学。その折に、はじめてさくらんぼの栽培を通じて進化した農業に出会ったそうです。
その折は、世の中の農業はこんなに進んでいるんだなと驚いたそうですが、その後大学を卒業し東京の大手上場企業に就職。そこで、岡田社長の人生に転機が訪れます。

社長はもともと食品アレルギーの体質。いままで、三重の白山町、山形県と自然の豊かなところでの生活しか経験がありません。
社会人になって初めての都会、東京での生活は、空気、水、食べ物全てが体に合わず、大変苦しい日々が続いたそうです。会社の休日の度に地元三重の白山町へ帰省し体調を整え、また東京へ戻る。そんな生活をしばらく続けましたが、この地元白山町の自然豊かなことのありがたみと大切さを再認識し、この自然を生かせることを考えて東京での生活にピリオドを打ち農業を始められたそうです。

今では、学生時代の学んだことを生かし、地元白山町を農業で活性化してゆきたいと日々チャレンジもされていらっしゃるとのこと。
将来の夢はいのさん農園で採れた農産物を使ったスィーツの製造・販売と直売所の開設。白山町の自然を生かしたキャンプ場の開発。また、猟師の免許も取得済みで、将来はそれを使ってジビエの加工品を作れたらなど、さまざまな夢を持っていますと熱く語っていただきました。

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2018年にGAPを取得

GAP認証は、食品安全や環境保全、労働安全など持続可能型の農業を実現するための取り組み。安全な農作物をつくるために、品質のみならず、生産工程のすべてを管理し、それを第三者が確認し評価できるようにした枠組みのことです。

 他の取得資格
・認定農業者
・野菜ソムリエ
・温泉入浴指導員
・FACO(食農連携コーディネーター)
・青年農業士
・食の6次産業化プロデューサー
・GAP指導員

【通販サイト】
オフィシャルショップ https://inosan-farm.co.jp/
三重の逸品百貨店 https://tsu-matsubishi.shop-pro.jp/?pid=150673567

【直営店】
農業生産法人 株式会社 いのさん農園
・観光農園
〒515-2621三重県津市白山町佐田2745-1 猪の倉温泉近く

・事務所
〒515-2622三重県津市白山町中ノ村148
TEL:059-264-0550

いのさん農園webサイトhttps://inosan-farm.co.jp/

※2020年6月時点の情報です。

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