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尾鷲市を最高に楽しむモデルコース♪ 馬越峠など人気スポットを巡ってみました!

掲載日:2017.11.17

世界遺産「熊野古道 馬越峠」を歩いて尾鷲の街を散策してみませんか?地元グルメを満喫して、熊野古道に縁のある神社を訪ねて、地元の人たちの温かなおもてなしに心がほっこり♪そんな尾鷲の旅をご紹介します!

今回は世界遺産熊野古道へ足を踏み入れ、大自然の空気を味わうとともに、東紀州エリアのグルメも堪能しちゃおうと思います。
尾鷲市といえば漁師町として有名ですよね。おいしい海の幸もお土産にしたいなあ…♪

早速出発です! 紀勢自動車道「尾鷲北」ICから約10分。旅のスタート地点となる「三重県立熊野古道センター」が見えてきました。直線的に組まれた美しい木造建築の建物が、周囲の景色に溶け込んでいます。建物には尾鷲ヒノキや熊野杉など、地元の自然が使われているそう。

交流棟は、広々としていて開放感抜群。観光客の憩いの場になっています。

熊野古道に行く前に、展示棟で熊野古道の歴史をお勉強。案内のスタッフさんが親切に教えてくれ、熊野古道についての知識も深まりました。

展示の中でも気になったのが、熊野古道全体が見られる映像投射式のジオラマ展示。
こうして模型で全体を見ると、熊野古道の雄大さを改めて感じることができますね。

【三重県立熊野古道センター】
住所 尾鷲市向井12-4
電話番号 0597-25-2666
公式URL http://www.kumanokodocenter.com
開館時間 9:00〜17:00
休業日 12月31日、1月1日(その他メンテナンス等により休館の場合あり)
アクセス 紀勢自動車道「尾鷲北」ICより約10分

「三重県立熊野古道センター」から車で約10分。JR尾鷲駅周辺の駐車場に停めて、しばらく車とはお別れ。ここからはバスと自分の足で移動します。尾鷲駅から徒歩約5分のところにある「尾鷲駅口」バス停からバスに乗り込みます。

バスに揺られること約15分。「鷲毛」バス停に着きました。きれいな石畳を登って「熊野古道馬越峠(まごせとうげ)」の中へ入っていきます。

木々が風に揺られる音やヒノキの良い香りに心が癒されます。森林浴で日々のストレスも忘れられそうです。

石畳のおかげで山道も歩きやすく、山登り初心者でも登りやすくてうれしいです。頂上までたどり着いたので、木のベンチでひと休み。

尾鷲市の町並みを一望しながら食べるお弁当は格別です。

散策を再開すると、美しく水が流れ落ちる滝を発見。「馬越不動滝・馬越不動尊」です。江戸時代は干ばつの時に雨乞いが行われていた神聖な場所でもあるそう。

清涼な水の音が耳に心地いいです。「熊野古道馬越峠」を歩いて、たっぷり大自然の空気を味わってリフレッシュできました!

【馬越峠(熊野古道伊勢路)】
住所 北牟婁郡紀北町~尾鷲市
電話番号 0597-23-3784(東紀州地域振興公社)
アクセス 紀勢自動車道「海山」ICより国道42号経由で約5分、
または「尾鷲駅口」バス停より「鷲毛」バス停まで約15分

「熊野古道馬越峠」を尾鷲市街方面に向かってしばらく歩くと、本日の宿「アルベルゲ山帰来(さんきらい)」に着きました。

宿泊施設とカフェが隣接しており、古道散策のちょっとしたひと休みにも利用できます。山小屋風の建物が目印です。

カフェの方へお邪魔して、少し早めの夕食をいただこうと思います。店内は懐かしさを感じるレトロな雰囲気。歩き疲れた足もしっかり休めそう。

食事は宿泊の予約時にお客さんそれぞれに合わせて、オーナーさんが料理のオーダーを聞いて用意してくれます。こちらは「ハンバーグカレー(サラダ付き)」で、夕食のメニューの一例。野菜とお肉がじっくりと煮込まれたビーフカレーの深みのある味と、雑穀米のほのかな甘みがマッチした一品です。

隣接の宿泊施設は一戸建ての建物。
オーナー夫妻がかつて道の世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」を完歩した際の経験から、「旅の途中で休める宿をつくりたい」との思いでつくられたそう。

こうやって旅の途中で泊まれるお宿があるのはうれしいです。
今日はここに泊まって、明日の旅に備えようと思います。おやすみなさい!

【山の喫茶山帰来(さんきらい)】
住所 尾鷲市馬越町1509-49
電話番号 0597-22-3597
営業時間 (喫茶)10:00~16:00 
休業日 月〜木、12月中旬〜2月まで休業 
※予約のみ臨時営業※宿泊施設「アルベルゲ」は年中無休
アクセス 紀勢自動車道「尾鷲北」ICより約15分

おはようございます!「山の喫茶山帰来」で朝食をとったあと、尾鷲市街へ出発。
今日は尾鷲市内を散策してみたいと思います。

山を降りて熊野街道を歩くこと約12分。尾鷲神社に到着です。

こちらの尾鷲神社は、熊野古道馬越峠、八鬼山峠のふもとにあることなどから、昔の人々が旅の安全や身体健康などを祈願しお参りしたとされる、熊野古道に縁の深い神社です。

2月に行われる尾鷲市の例祭、ヤーヤ祭りの会場でもあります。白装束の男衆が激しくぶつかり合うヤーヤ祭りは、奇祭として知られていて、地元の方や多くの観光客でにぎわうそう。ぜひ2月にまた尾鷲神社に来ないと!

うわ~立派な木!道路にはみ出しそうなこちらの大木は「尾鷲神社大楠」といって県の文化財にも指定されています。周囲は10mにも達するそう!

大きな木を見るとなんだかとっても安心するような、ふっと肩の力が抜けるような、そんな気持ちになるのは私だけでしょうか・・。

【尾鷲神社】
住所 尾鷲市北浦町12-5
電話番号 0597-22-1486
公式URL http://owasejinja.net/
アクセス 紀勢自動車道「尾鷲北」ICより約5分

さぁそろそろ旅の終盤にさしかかってきました!今からお土産を買いに行きたいと思います。
尾鷲神社から徒歩3分。「朝日饅頭本舗」と書かれた大きな看板が見えました。熊野街道沿いで3代続く、地元の人に愛される老舗和菓子屋さんです。

おすすめ商品は季節ごとの旬の食材を使ってつくられた季節の和菓子。

写真は「いが栗きんとん」と「栗かのこ」。秋の味覚が詰まっています。

熊野古道が世界遺産に登録された際につくられた最中で、中には尾鷲海洋深層水を使った自家製餡がたっぷり。紅葉柄はバター、シダ柄には赤えんどうが入っています。うれしいお土産が1つ増えました!

あま〜い和菓子のお土産が買えてホクホク。3代目の村田晋さんに彩り豊かなお菓子を持っていただきました。おいしい和菓子をありがとうございました!

【朝日饅頭本舗】
住所 尾鷲市中井町7-22
電話番号 0597-22-0472
営業時間 9:00〜18:00
休業日  日曜日
アクセス 紀勢自動車道「尾鷲北」ICより約5分

「朝日饅頭本舗」から徒歩約5分。
今回の旅の最後の目的地、「大瀬勇(おおせいさむ)商店」へ。
明治35年から続く老舗海産物店です。お店の中いっぱいに置かれた美味しそうな海産物に思わず目移りしてしまいます!

お店のイチオシ商品の、添加物を一切使わない昔からの製法でつくられた「かつお生節」。
真空パックで保存されており、数カ月は日持ちするそう。お土産はこれに決まりです!

あっという間にたくさん削り出されてきてびっくり!かつお節の風味豊かな香りが広がります。

袋に詰めてもらったものがこちら。お味噌汁のおだしに使ったらおいしいだろうなあ…。
帰ってごはんをつくるのが楽しみになってきました。

最後に尾鷲のおいしい海の幸をお土産にできて大満足!
おもてなししてくださった大瀬邦裕さん、ありがとうございました!

【大瀬勇(おおせいさむ)商店】
住所 尾鷲市栄町2-16
電話番号 0597-22-0563
公式URL http://www.oose-shoten.jp
営業時間 10:00~17:30
休業日 不定休
アクセス 紀勢自動車道「尾鷲北」ICより約5分

「大瀬勇商店」から徒歩約10分で「尾鷲駅」に到着。楽しい旅もここで終了。
今回も素敵な思い出がつくれました!
※ 2017年11月時点の情報です。日程、料金等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。
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