MieMuの夏の企画展「おもちゃ大好き!~郷土玩具とおもちゃの歴史~」は大きなおもちゃ箱!
掲載日:2018.07.13
津市の三重県総合博物館(MieMu)で、7月7日から、夏の企画展「おもちゃ大好き!~郷土玩具とおもちゃの歴史~」が開催されています。
おもちゃと聞くだけで、大人でもわくわくしますね。早速、遊びに行ってきました!
展示室入口には展覧会ポスターの一部になれる顔出しパネルがありました。

入ってすぐの映像コーナーでは、昭和から現在までいろいろなおもちゃで遊ぶ子どもたちの姿が映し出されています。
みんなとびっきりの笑顔で写真に写っています。

こちらは江戸時代の土人形。結構精巧に作られています。
今も昔も人形はかわいい動物が人気だったのですね。

三重県の郷土玩具。伊勢の獅子舞や鉢巻をしたタコなど、ユーモラスな表情です。
作っているお店は少なくなりましたが、伊勢で買うことができるようです。
ディスプレイとして置いておくのもおしゃれですね。

四日市のスーパースター「大入道」が存在感を示していました。

全国の郷土玩具も展示されています。地域によって特徴あるものばかりです。
そういえば昔お土産でもらったことのある、こけしなんかもありました。

天井に目を向けると、たくさんの凧が吊るされていました!
紙製の凧を上げるのはなかなか難しいですけど、うまく上がった時はうれしいものです。
最近は凧揚げする子どもたちを見かけなくなりましたね・・・

こちらはいろいろな独楽(こま)。
今の子どもたちは、紐で回す独楽はなじみがないでしょうね。
隣に独楽を回せるスペースがありますよ!子どもたちにいいところを見せたいものです・・

今でもマヨネーズでのパッケージでお見かけするキューピー人形です。
昔の人形は、目が大きく、少しスリムでした。
現在の様子との違いが分かって面白い!

戦争中にもおもちゃはあったみたいです。
戦車や兵隊など、その時を世相を反映していたのですね。

巨大なすごろくが登場!自分自身が駒になって楽しめます。
隣に階段があるので、階段の上から全体の様子を見ることができます。

電車のおもちゃは昔から人気だったのでしょうね。
ブリキ製の電車は、とても渋い感じで何とも言えない味があります。

懐かしい~!お菓子のおまけについてきたおもちゃです!
お菓子よりもおまけのおもちゃが楽しみだったりして。
子どもの頃、おねだりして買ってもらったのを思い出しました。

女の子の定番の遊び道具、ままごとセット。
今は電動式や実際にお菓子が作れたりとハイテク化していますが、昔は木製で結構リアルに作られていたんですね

もちろん今もおもちゃは健在です!
街のおもちゃ屋さんやショッピングセンターへ行くと、たくさんのキャラクターグッズなどが売っていますよね。

トリケラトプスの骨格標本のレプリカが展示されていました。
すごい迫力!SNS映えするビジュアルです♪

骨格標本の隣にはブロックコーナーがありました!標本を見ながらブロックで恐竜を組み立ててみるのですがなかなか難しい・・
子どもたち、ぜひ挑戦してみてね!

出口付近の最後のお楽しみは、ほっこりする木製おもちゃの体験です。
これまで、いくつか遊んできた子どもたちですが、ここでも元気いっぱい遊んでいました!

楽しかった企画展もここまでで終わりかな・・と、思いきや!今回はこれでは終わらないんです!
タイアップ企画として、「ミエトイ・キャラバン in MieMu」が同時開催されています。三重県産の木の良さを知ってもらおうという企画で、たくさんの木の遊具があり、自由に遊ぶことができます。

木の積木は素朴ですが、いろいろな発想で形をつくることができて楽しいです♪
ヒノキのボールを使用した「もりぼーる」などもあり、親子で楽しめるスペースとなっています。
ほかにも期間中、木を使った工作教室もたくさん行われるとのことです。
タイアップイベント「ミエトイ・キャラバン in MieMu」の詳細はこちら
今回の企画展とイベントはまさに、おもちゃ尽くし。大人でも、大きなおもちゃ箱に迷い込んだ感覚で、童心に帰って楽しむことができました。
三世代で楽しめる企画展ですので、夏休みにぜひご家族でおでかけください!
【展覧会詳細】第20回企画展「おもちゃ大好き!~郷土玩具とおもちゃの歴史~」
開催期間:平成30年7月7日(土)から9月2日(日)まで ※休館日は毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
開催時間:9時から17時まで(土日祝は19時まで) ※入場は閉場の30分前までとなります。
会場:三重県総合博物館(MieMu)3階 企画展示室・2階 交流展示室(津市一身田上津部田3060
)
観覧料:一般900円、学生540円、高校生以下無料