御在所スキー場は子どもたちの笑顔でいっぱい!ロープウェイを降りれば広がる白銀の世界!

掲載日:2018.02.24

ロープウェイを降りれば、そこに広がるのは白銀の雪景色。「御在所スキー場」は、近郊の街の名古屋から車でおよそ1時間の便利で身近なスキー場。無理なく楽しめる緩い傾斜のちびっこそりゲレンデや、ちびっこ広場では、たくさんの子どもたちの笑い声が響いています。

ウィンタースポーツの代表格といえばスキー!
でも雪山までは遠いし、雪道の運転は怖いし、もっと気軽に滑りに行けたらいいのに、って思ったことありませんか?
「御在所スキー場」はそんな思いに応えてくれるとても身近なスキー場なんです。ロープウェイからの眺望も素晴らしい!小さな子どもから大人まで楽しめる魅力がいっぱいです!

御在所スキー場があるのは、三重県の菰野町。東名阪自動車道の四日市インターチェンジからおよそ30分、名古屋からでも1時間ほどで到着できます。

山の上のスキー場までは、ロープウェイに乗っていきます。

お出かけの際にはスタッドレスタイヤをオススメします!終日1,000円の専用駐車場に車を停めたら、まずはこのチケット売り場へ。

乗り場に着くと、赤色のゴンドラが待っていました。乗るときには係の人の指示にしたがい、降りるときには自動ドアが開くようになっているので自分で降ります。
わくわくしますねー!

ゴンドラ内では、そこから見える景色についてのアナウンスが流れています。空気の澄んだ晴天の日には、中部国際空港セントレアも見えるのだそう。
高さ日本一を誇る「6号鉄塔」は、白く美しい御在所岳のシンボルです。

到着してしばらく歩くと、耳に飛び込んできたのは元気な子どもたちの声。
ちびっこそりゲレンデでは、滑走距離100mの緩やかなそり専用のコースです。
この日は天候により滑走不可でしたが、滑走距離220m・斜度25°の上級者用ゲレンデと、滑走距離210m・斜度17°の初級者用ゲレンデもあります。

ちびっこゲレンデのほぼ向かい側にあり、目を引く「氷瀑」。
霧状にした水を吹きかけて氷の塊を大きくした迫力のあるオブジェです。
12月下旬から2月下旬の、気温が氷点下の日に見られる可能性が高いものです。1981年から毎年造り続けられている、御在所スキー場の見どころです。

こちらは、「ございしょ自然学校」。2006年に閉園した日本カモシカセンターの跡を継ぐかたちで、三重県自然環境保全センターというNPO法人が運営しており、自然にかかわるイベントが開催されています。

冬期は、スキーハウスとなりスキー用品のレンタルやスキースクール等の受付を行っています。

スノーシューは、スキーハウスでレンタルできます。スノーシューとストックのセットで1回1,000円。
これがあれば、積もった雪の上も歩きやすくなりますね!雪道に残った野生生物の足跡を見つけられるかも?!

ございしょ自然学校の横の小道を少し進み、つり橋を渡ると、「ちびっこ広場」に出ます。
こちらも緩やかなコースになっていて、落ち着いてのんびりと遊べるようになっています。そりでゆるーく滑っている子どもたちや親子にたくさん出会いました。

観光リフトは1人乗り。
ロープウェイ駅から御在所岳頂上までは、徒歩で行くコースもありますが、このリフトで行けば足腰への負担も少なく、美しい雪景色を眺めながら、およそ10分で辿りつくことができます。

到着!標高1,212mです!
頂上を示す「一等三角点」が設置されています。三重県と滋賀県の県境になっているところでは、そこを跨いだポーズで写真を撮っている観光客の人たちもいました。
きんと冷えた空気が気持ちいい!

湿気があり、風が吹き、気温が氷点下になること、この3条件が揃わないと見られない「樹氷」。
御在所岳では、12月下旬から3月中旬、とくに1月から2月は綺麗な樹氷を見られる機会が多い時期です。
青空によく映える大自然のアート、ため息の出るような美しさですね!

展望レストラン「ナチュール」では、凍えた身体を温めてくれる美味しいメニューが盛りだくさん。入口で食券を買ってからカウンターで注文します。



カレーラーメンをいただきました。第一印象は甘口、ちょうどよい刺激をくれるスパイシーな後味の美味しいカレーがかかっています。中華麺はやわらかく、しっかりとした味付けの唐揚げでパワーを充電!

それにしても、温まります。外は雪景色。



スキー場や山上公園での遊びを堪能したら、ちょっと小腹が空いてきます。そんなときにちょうどいいのが、ロープウェイの下り線に乗るまでの通り道にある、食堂売店「アルペンホール」。
ここでひといき、ティータイムはいかがでしょう?入りやすいオープンなつくりです。

甘くて香ばしい五平餅。遊び疲れた身体に糖分が染み入ります。
味噌って身体が温まる感じがしませんか?甘味噌がまろやかでやさしい和のお菓子。

お土産コーナーでは、ロープウェイのゴンドラをかたどったチョロQを買うことができます。本当にそっくりにつくられていてカワイイ。
ロープウェイの進む速度はゆっくりで安全ですが、チョロQだと、後ろに引いて一気にビュン!ですね。

下り線のゴンドラから見える、6号鉄塔。日本一の高さを誇る支柱は61m。
白く美しい鉄塔と、眼下に広がる景色は圧巻。ふもとの菰野町から、隣県まで見渡せます。
最後まで素晴らしい眺めを楽しめるのも、ロープウェイの魅力ですね。

御在所岳の見どころの写真つきのゴンドラともすれ違いました。ロープウェイの全長は2,161mで、所要時間は片道でおよそ12分です。
今回は会えませんでしたが、運がよければこの山に棲息する「カモシカ」にも出会えるかもしれませんよ!次回は見てみたいなあ、カモシカ。

御在所スキー場は、名古屋から1時間ほどで到着できる便利な立地と、ロープウェイからの壮大な景色、小さな子どもから大人まで楽しめるアクティビティに溢れた、みんなに優しいスキー場でした。
とにかく近くて気軽に行けます!次の週末にでも、遊びに行ってみてはいかがでしょうか♪

〇営業時間
・ロープウエイ 9:00~16:00(下り線16:20)
・観光リフト 9:30~15:40(下り線16:00)
・スキー場 9:30~15:30

〇料金
・ロープウエイ
 大人往復2,400円(片道1,300円)
 子ども往復1,200円(片道650円)

・観光リフト
 ロープウェイ駅~頂上駅600円(片道300円)
 頂上駅~カモシカ駅(300円)
 カモシカ駅~頂上駅(300円)

・スキーリフト
 1日券2,000円(平日1,000円)
 1回券300円

・駐車場(終日) 普通車1,000円、二輪車500円

〇アクセス:東名阪自動車道の四日市インターチェンジから車で約30分

関連スポット

御在所スキー場:初級者コースより

御在所スキー場

北勢

三重郡菰野町

初心者コースから上級者コース、また子供のソリ広場もあるので、ご家族でお楽しみいただけます。 なお、スノーボードは禁止ですのでご注意ください。 ■上級者用ゲレンデ 最長滑走距離:220m/最長コース幅:80m/平均斜度:25° ■初級者用ゲレンデ 最長滑走距離:210m/最長コース幅:30m/平均斜度:17° ■第1そりゲレンデ (貸しそり 600円) 最長滑走距離:100m/最長コース幅:40m/平均斜度:5° ■第2そりゲレンデ 最長滑走距離:80m/最長コース幅:20m/平均斜度:5° ■スノーシューコース 最長散策距離:1,000m/所要時間:約90分 ■スキーリフト/レンタルスキー 9:30~15:30 ■レンタルスキー 約400台準備しております。  料金 セット(3点) 大人3000円・小人2500円  ※スキー板・ストック・靴の3点   スキー板とストック 大人2000円・小人1500円   ストック 500円   靴 1000円 ※靴のサイズ 17㎝~30㎝   スキーウエアはありません。 ■スキーリフト料金 1回券 300円  回数券(6枚綴) 1000円  1日券 2000円 ■スキースクール 1月~2月の期間中の特定日  10:00~11:00  11:10~12:10  13:00~14:00  14:10~15:10  料金(1時間)個人 3000円 ※当スキースクールは事前予約を受け付けておりません。当日、現地にて直接お申込みください。

御在所山上観光リフト

北勢

三重郡菰野町

御在所岳頂上までの観光リフトです。 全長約500mの一人乗り用。 所要時間/ロープウエイ駅~頂上駅まで片道8分

夏の空中散歩

御在所ロープウエイ

北勢

三重郡菰野町

全長2161m、高低差780m、所要時間(片道)約15分、世界有数の規模を誇るロープウェイ。春はツツジの花々が山を彩り、夏はアカトンボも避暑にやってきます。秋の紅葉は10月中旬に山上公園から始まり、11月下旬にかけて徐々に麓に降りてきます。冬は美しい自然の芸術「樹氷」に感動!県内唯一のスキー場があり、一年中お楽しみいただけます。 https://twitter.com/GozaishoRopeway?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Eembeddedtimeline%7Ctwterm%5Escreen-name%3AGozaishoRopeway%7Ctwcon%5Es2

ロープウェイと紅葉

御在所岳

北勢

三重郡菰野町

鈴鹿山脈の主峰をなす山で、山麓には湯の山温泉があり、世界的規模を誇るロープウエイが山頂に通じすばらしい山岳公園となっています。 この山の地質は花崗岩で、ロッククライミングで有名な藤内壁をはじめとする岩場が多く、渓流にはいくつもの滝を持っています。また、江戸時代から「菰野山」として植物の豊富なことで知られ、山麓には日本各地の多種多様な植物が観察される珍しい自然環境を有しています。 標高1212mでたくさんの登山コースがあり一年を通して多くの登山客で賑わいます。 登山情報はこちら 御在所岳(ヤマレコ) ※登山道は崩壊などの恐れがあるため、最新情報をご確認ください。

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