人気ブロガーによるリアル「みえ食旅」レポート

みえ食旅物語

特急’しまかぜ’に乗り「食材の宝庫・三重」へ。南張メロン・あのりふぐ・200%トマトジュースも体感!

by 里井真由美

こんにちは。フードジャーナリストの里井真由美です。食と旅が大好きで日本・世界を食べ歩いています。最近では「食材探求」、生産地や生産者さんを訪ね「現地ならでは」のおいしさを体感するのが好きです。三重はまさしく食材の宝庫!生産地で頂くとおいしさ楽しさ倍増ですよ〜♪

観光特急しまかぜで三重に行こう

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三重に電車で行くなら「観光特急しまかぜ」がおすすめです。
今回は近鉄名古屋駅から鵜方(うがた)まで約2時間の旅。これがもう、とても上質な列車旅なのです。
シートは座り心地良く足もとは広々、ゆったり包み込まれるようなリラックス感。大きな窓からの景色に気分爽快。
車内にはカフェレストランも装備されていて、早速「松阪牛カレー」とモンブランをいただきました。松阪牛の旨味がきいたルーがとてもおいしいです。他メニューは伊勢海老が入った「海の幸のピラフ」など、三重に着く前から「みえ食旅」がスタート〜旅は移動そのものから楽しまなくちゃ♪

観光特急しまかぜ(近畿日本鉄道)
http://www.kintetsu.co.jp/senden/shimakaze/

「川口農園 MELON HOUSE」で絶品の南張メロンを食べる

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三重に着き、最初は南張(なんばり)メロン〜志摩市南張地域「川口農園 MELON HOUSE」へ伺いました。
「三重でメロン?」との声もありそうですが、ピンッとのびた蔓、美しい網目、大きく重みあり、まん丸の形!
実は天皇皇后両陛下にも献上され、2016年伊勢志摩サミットでも提供された最高級のメロンです。川口農園さんの南張メロン栽培は1930年からと歴史もあります。4代目農園主は 川口芳幸さんです。

川口農園直営カフェ MELON HOUSE-かわぐち-
〒517-0405 三重県志摩市浜島町南張499-13
TEL:0599-53-1006
営業時間:10時~16時30分(16時ラストオーダー)/水曜定休、不定休あり

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南張メロンは室温30度のビニールハウスですべて手作業で育てられ、1個育つのに約100日かかります。川口農園さんの出荷数は、何と年間1万2千個!

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川口さん曰く「毎日大忙し。大変と言えば大変ですがきちんと愛情と手間をかけるから、美味しさに自信がもてるんです。」とのこと。

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川口農園さんのもう一つの魅力はカフェも併設され、その場でおいしさを体感できること。みずみずしい甘さと香りがとてもいい!
カフェでの一番人気はしぼりたて「生メロンジュース」です。私個人的には「生メロンパン」がおいしかった〜!コッペパンに生メロンとメロンクリームがサンドされ、じゅわじゅわ滲み出るメロン果汁がたまりません。
周囲はのどかな大自然、澄んだ空気の中で頂くと一層おいしく感じます。

「旅館やまもと」で三重ブランド「あのりふぐ」コースを堪能

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安乗(あのり)地域まで車で移動、「旅館やまもと」へ。
一番のお目当てはお夕飯の三重ブランド「あのりふぐ」。冬の志摩安乗漁港を中心に水揚げされる天然トラフグです。
「旅館やまもと」は開業1979年当初は魚介全般を扱っていたそうですが、あのりふぐを知ってもらいたいと料理を増やし、今では、前菜、てっさ、焼きふぐ、白子、唐揚げ、てっちり、雑炊など「あのりふぐフルコース」が名物料理。
むきゅっとした歯ごたえと弾力があり、身の甘みが濃くおいしい。白子のとろけそうな焼き具合も絶妙です。さらに今回は同じく三重ブランドの「的矢かき」も頂き、まさに「食材の宝庫・三重」を実感しました。

旅館やまもと
〒517-0506 三重県志摩市阿児町国府3677-5
TEL:0599-47-3416

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山本茂ご主人にお話を伺ったところ、漁港は旅館から車で5分もかからないとのこと。明朝、漁港でのセリにも特別にご一緒させていただきました。

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漁港で見た「天然 あのりふぐ」、大きくぴちぴち跳ねる鮮度良さに大興奮。漁港の活気を体感しながら、三重の海や自然、命のつながりに改めて感謝する貴重な体験でした。

濃厚200%トマトジュース「DEALK(デアルケ)」

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さてもうひとつ、今回とてもお伺いしたかった生産地が「DEALK(デアルケ)」さん。
真っ赤な大玉やミディなどフレッシュトマトも美味しいですが何と言っても注目は「200%トマトジュース」。200%とは、例えば500mlのジュースには1kg以上のトマト、つまり2倍以上のトマトが濃縮されているからです。
2016年伊勢志摩サミットでお出しされたことでも話題のジュースです。

株式会社デアルケ DEALK
http://www.dealke.com/

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その場で食べた大玉トマトは「バランスの良さ」が特徴的でした。
甘酸っぱさ、果肉の適度な硬さ、少し青みある香り。ミディは濃厚な甘さと口の中で弾ける心地よさがバツグン。
そして200%トマトジュースはこのミディで作られているのですが、飲むと意外や意外!?味が濃〜いのにサラッ!としていて衝撃的でした。濃いトマトジュースってとろみやペーストを感じそうですが真逆な感じ。濃くて飲みやすいジュースです。

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「お客様が食べたいトマト、飲みたくなるジュースを作るのみ!」と笑顔で仰るのが若手社長、岩本修さん。一見シンプルなポリシーですが一番難しいことかもしれません。
生産技術はもちろん、コミュニケーション、流行キャッチ、センス、見極めも重要です。若手社長率いるデアルケさんならではの勢いを感じました。

津の名物うなぎは駅前の「大観亭」で。

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帰りの電車は津駅で途中下車。となると、お昼は「うなぎ」をいただきます!
「津ぅのうなぎ」とも言われるほど、津にはうなぎ専門店が20数軒あります。今回伺ったのは「大観亭」さん。駅近く利便性の良さも嬉しいです。

大観亭支店 栄町本店
〒514-0004 三重県津市栄町2-472
電話: 059-225-3445
営業時間: 11時~20時(※売り切れ次第終了)/土曜定休

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大観亭さんのうなぎは、関西風のパリッと香ばしい焼き上げ。焼きもタレの甘辛さもちょうど良いおいしさで、ご飯にぴったり。
4代目高崎しんさん曰く「一番人気はうな丼。女性でもお昼に特上を召し上がる方もいらっしゃいますね」とのこと。確かに。丼も蒲焼ご飯も、うなぎの枚数とご飯の量で3段階になっているのですが、このおいしさは予想以上に食べられるかも。次回は特上にしようっと。笑

「食材の宝庫・三重」を率いてくださる生産者さん、料理人さんとの出会いに感謝でございます。冬のみえ食旅、とてもおいしい旅でした。春夏秋にも来たいです~!

里井真由美

広域

外食は年間600軒以上。日本全国や、着物で世界星付きレストランを20カ国以上食べ歩きグルメ誌に連載中。お取り寄せやデパ地下グルメにも詳しくテレビ出演多数。農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員、フード・アクション・ニッポンアンバサダーとして国際的にも活躍中

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