三重の文学

伊良子清白の情景

海をうたう医師、伊良子清白の詞風景。

伊良子清白の詩『安乗(あのり)の稚児』は、嵐に見舞われた志摩安乗の光景をうたった作品。作者は、鳥羽市小浜町の漁村で23年近くも医師として暮らしている。揺れる木々と荒れる海。それを恐れもせず、籠の中で微笑む稚児・・・。志摩の海は、清白の創造力をかり立てる魅力にあふれていたのである。

作品紹介
[安乗の稚児]
明治詩史に残る詩集『孔雀船』の中の一篇。志摩の小さな漁村の情景を、5連の詩で想像力ゆたかに表現している。
安乗[志摩市]

安乗 安乗岬には芝生の美しい安乗岬公園、映画「喜びも悲しみも幾年月」のモデルになった四角形の灯台がある。

近鉄鵜方駅からバス安乗口下車