鈴鹿山系の御在所岳、国見岳、鎌ケ岳に抱かれた湯の山温泉は、養老年間(717〜724)に浄薫という行者が薬師如来のお告げで発見したと伝えられています。
温泉街を流れる三滝川を中心に、変化に富んだ渓谷美を展開。
湯の山温泉の名が一般に知られるようになったのは、西郷隆盛が反乱を起こした「西南の役」からで、そのときこの地が負傷兵の臨時療養所として利用されたことから、療養を終えた兵士が湯の山の景勝と温泉の効用を全国に伝えたとされています。
湯の山温泉の泉質は、エマナチオンを多量に含んだアルカリ性のラジウム泉で無色透明です。効能としては、神経痛や外傷、皮膚病、婦人病に効果があり、身体が温まります。また、お肌がきれいになる成分を含んでいることから「美人の湯」とも呼ばれ若い女性からご婦人、ご老人にいたるまで大変好評を得ています。
湯の山温泉の山岳寺から散策路を少し進んだところに湯元があり、花崗岩の間から流れ出ています。 |