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志摩の海の恵み豊富に愛情込めて肥育した「志摩あおさ豚」

掲載日:2020.06.29

志摩市というと海産物のイメージが強いかと思いますが、良質なブランド豚もあるんです。それが今回ご紹介させていただく 肉の喜多家が手がけた「志摩あおさ豚」。
「志摩あおさ豚」へのこだわりと地元への想い、今後の展望などお話を伺いました。

今回ご紹介する商品は肉の喜多家 志摩あおさ豚焼肉セットA 

肉の喜多家 志摩あおさ豚焼肉セットAは志摩あおさ豚ヒレ・ロース・肩ロース・バラ各200g、志摩あおさ豚ポークウインナー120g(6本入り×1P)、志摩あおさ豚フランクフルト160g(2本入り×1P)が入って5,200円(税込)。 

志摩市というと海産物のイメージが強いかと思いますが、良質なブランド豚もあるんです。それが今回ご紹介させていただく 肉の喜多家が手がけた「志摩あおさ豚」。 

「志摩あおさ豚」へのこだわりと地元への想い、今後の展望などお話を伺いました。

【志摩あおさ豚】の商品情報を見る

ふる里に根付いた商品を作ろう」と精魂込めて開発 

過疎化がすすみ存続が危うくなった時もある、小さな町の一軒の精肉店『肉の喜多家』。地域の人々に支えられ60年以上。

地元が大好きで、地元への感謝の気持ちを込めて『故郷に根付いた商品を作ろう!』と丹精込めて開発したものがこの「志摩あおさ豚」です。

志摩市は海藻「アオサ」の収穫量が全国トップ

”あおさ”はビタミンやカルシウムが豊富に含まれ、栄養価が非常に高い海の恵みをふんだんに受けた海藻です。
栄養豊富で地元志摩の特産品でもある”あおさ”を活用し、志摩の逸品の一つになるものができないだろうかと、2017年みえ農商工連携推進ファンド助成事業として同市磯部町にある堤養豚場連携し生育を開始。

2019年に商品化し発売を開始し、3月には志摩ブランドの一つとして認定されました。

ふるさとに恩返しを

そんな地元のブランド豚を、志摩市浜島町の精肉店「肉の喜多家」がさらに美味しく食べてもらいたいと『生ハム』と『ウィンナー』、『フランクフルト』に加工。

創業60年以上の精肉店ですが、一時は店を閉じることを考えたこともあるそうで、
代表取締役の井上恵子さんは
「少子高齢化が進んで店の存続が危ない時期もあったが、地元の皆様の応援も有り、続けてくることが出来ました。
そんな人情溢れる私の大好きなふるさとに恩返しがしたいと言う一心で、ふるさとに根付いた商品の開発に取り組んできました。」
と話されます。

豊かな自然に囲まれた、堤養豚場

連携した堤養豚場はすでに『健康美豚(けんこうびとん)』というブランド豚でも高く評価されており、信頼と実績のある養豚場。

すでにブランド豚として認められている『健康美豚』に栄養豊富なアオサを食べさせることで、お肉に甘味があり、とろけるように柔らかい食感の「志摩あおさ豚」にバージョンアップしました。

美味しい豚肉のために、手間暇かけて準備します 

はじめは 地元でとれた”あおさ”からゴミだけを丁寧に取り除き、天日干ししたものをそのまま与えていました。

しかし、豚はとてもデリケートなため、塊のあおさがあると消化不良を起こしてしまい、体調を崩してしまうこともあり苦労したそうです。
そこで、手間暇はかかるのですが天日干ししたあおさを粉末にし他の飼料と混ぜて与えることにしたそうです。 

収穫の終わった網から市場に出回らないあおさを取り、手作業で丁寧にごみを取り除いていく作業はとても時間もかかり大変。
しかし、おいしい豚を育てるため手間暇を惜しまず、丁寧に一つ一つきれいなあおさにしていきます。

地元に愛されているお店だからこそ出来た【志摩あおさ豚】 

上記のようにあおさを豚が食べられるようにするには時間と手間がかかり、町の小さなお肉屋さんだけ十分な量を取るのが難しい部分もあったそうです。

しかし、今まで廃棄していた市場に出回らないあおさに利用価値が出来ることは、あおさの生産者様たちにも喜ばしいことであるため、あおさ生産者様たちがゴミを取り除いた状態や乾燥させ粉ひきまでした状態で届けてくれることもあるそう。 

地域が一丸となって新しい地元の名産品を盛上げているのですね。

お勧めの食べ方その1「豚しゃぶサラダ」

暑い夏にお勧めなのが、なんと言っても豚しゃぶサラダ。栄養豊富な豚肉とお野菜をたっぷり取ることが出来ます。

志摩産の牡蠣のエキスがたっぷり入った「しゃぶしゃぶのたれ(ポン酢)」で牡蠣の栄養もプラスして、さっぱり食べて夏バテ防止に最適!

生ハムとアボガドのサラダ

素材の味を引き出すため、塩分を控えめにし、香ばしい燻製に仕上げた「燻製ロース生ハム」は、そのまま美味しく召し上がっていただけます。

バーベーキューには串焼き

外出自粛期間、「#おうちでバーベキュー」が話題となり、皆様創意工夫をして色々と楽しんだことと想います。
そんな時に、見た目も鮮やかで楽しい1品がこちら、串焼き。色とりどりの野菜とお肉を贅沢に串打ちし、中までじっくりと火を通し、両面にこんがり焼き色が付いたら完成。 

豚肉本来の味を楽しめる一品でもあります。

地元に愛され・地元を愛する小さな精肉店が愛情込めて育てた、お肉に甘味があり、とろけるように柔らかい食感で栄養満点の「志摩あおさ豚」。
ぜひ一度お試しください! 

【志摩あおさ豚】の商品情報を見る

志摩の店頭では地元価格で販売されていますので、お近くにお寄りの際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。店頭で揚げたてのお惣菜の販売もしています。

求む!後継者

現在の悩みは少子化高齢化が進み、後継者がいないこと。喜多家だけではなくあおさの生産者様たちも後継者問題には頭を抱えているようです。 

地元と共にこれからも「志摩あおさ豚」で地元志摩を盛上げていきたいと考えている井上社長から、
「町をあげてバックアップ体制は万全ですので、後世まで喜多家の名前を引き継いで続けてくれる方いましたら、ぜひぜひご連絡ください。私も身体が動く限り協力します。」
とのメッセージをいただきました。 

【肉の喜多家】
517-0404
三重県志摩市浜島町浜島1787-95
TEL0599-53-0278(代)
FAX0599-53-2483
休日:木曜日、11日・2
営業時間9:0018:30

※2020年6月時点の情報です。

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