いなべで過ごすカフェタイム!レトロな「上木食堂」とおしゃれな「おうちcafe」へ行ってきました♪

掲載日:2019.03.28

旅館だった建物を改装し、食事処として生まれ変わらせた「上木(あげき)食堂」。レトロな雰囲気の店内の空気は、まるでタイムスリップしたかのような気持ちに。地元の農園で育てられた有機野菜を使ったヘルシーなメニューが食べられるお店です。
ウッディなインテリアに囲まれ、ほっと安らぐ空間で食事を楽しめる「おうちcafé」。店長さんとスイーツ担当のスタッフさん、そして料理担当のスタッフさんが一緒に考え出した、SNSで映えること間違いなしのかわいいメニューがそろうお店です。
今回はいなべ市のおしゃれカフェ2店をレポート。それぞれのお店の雰囲気に浸りながらスイーツを楽しんでください♪

昭和の面影が残るいなべ市阿下喜町の商店街に佇む、趣のある建物。こちらが今回1つ目の目的地、「上木(あげき)食堂」です。建物の横に大きく店名が書かれているのが目印!
「上木食堂」は藤原町で「八風農園」を営む寺園さんが、「自社の農園でつくった野菜を使ってお店をつくりたい」という思いでオープンしたお店。お店の料理は寺園さんの友人であるシェフ・松本さんが担当し、「八風農園」をはじめとした地元の農園から仕入れた有機野菜を使ったヘルシーなメニューが評判となっています。

もともとは100年以上も続く旅館だった建物を改修したお店で、あちこちからレトロなぬくもりを感じられます。お店の前の休憩スペースも郷愁を感じさせる雰囲気。

引き戸を開けて中に入ると、木の質感が心安らぐ和のステキ空間が広がります。店内にある机やイスなどの家具の一部は、旅館だった当時からあるものが使われています。

お店は11:30~17:00まではカフェとして、17:00〜22:00までは居酒屋として営業しています。
調理場はオープンキッチンになっており、カウンターから調理風景を見ることができます。カウンターに並べられた器のディスプレイもおしゃれで、見ていると気持ちが華やぎます。

元々の木造の構造を生かした造りになっている天井は吹き抜けになっており、開放感があります。置かれた小物一つひとつがクラシカルでステキ♪
さて、たっぷり店内を見て回ったところで、デザートを頼みたいと思います。

お品書きの中で農園の名前が入ったメニュー名が気になり、注文したのがこちらの「ゆうき農園のキャロットケーキ」(450円/税込)です。クリームとシュガーのデコレーションがなんともかわいらしい!

それではいただきま〜す!にんじんのほのかな甘みが感じられる優しい味わい♪クリームも上品な甘さで、食べていると思わず笑顔に。

ランチメニューはAランチとBランチの2種類。それぞれのメニューの内容は季節ごとに仕入れた素材によって変わります。この日いただいたのは「Aランチ」(1,100円/税込)。北海道産のタラのフリットに、地元の農園から仕入れた有機野菜のサラダがプレートの上に彩り鮮やかに盛られ、舌だけでなく目で見ても楽しませてくれます♪

ランチを味わっていると、ふと目に留まったのがこちらの商品。上木食堂オリジナルブレンドのコーヒーで、シンプルな味わいが飲みやすいと人気だそう!素朴でかわいいパッケージに惹かれてしまい、お土産に買って帰ることに。おうちで飲むのが楽しみです。

お店の外には「八風農園」の野菜直売コーナーがあります。「八風農園」では通信販売も行われていますが、農園の野菜を直接買えるのはココだけ!ぜひ実際に見て、採れたて野菜のみずみずしさを感じてみてください♪

【上木食堂(あげき)】
住所:いなべ市北勢町阿下喜2057
TEL: 0594-82-6058
ホームページ:https://www.facebook.com/agekisyokudou/
営業時間
喫茶:11:30〜15:30(LO 14:30)
居酒屋:17:30〜22:00(LO 21:30)
定休日:水、第1・3木曜
アクセス:三岐鉄道「阿下喜」駅より車で約5分


それでは、続いての目的地である「おうちcafe」に向かいましょう!

田園に囲まれた静かな環境の中、ガーデンポットが美しく配置されたウッディな建物。次の目的地である「おうちcafe」に到着しました!メルヘンチックでお店の中に入る前から心ときめいちゃいます♪

ナチュラルカラーで統一されたインテリアが癒しを与えてくれる店内。日の光があたたかく差し込み、ふんわりと穏やかな空気が流れています。

1階には乙女心を刺激する、かわいらしいな雑貨がずらりと並ぶ雑貨コーナーがあります。アクセサリーや小物など、そのジャンルはさまざま。こちらには店主の山川さん自身が作家さん一人ひとりと実際に会ってお話しして選ばれた、おすすめの作品ばかりが集められています。
気に入った作品があれば、ぜひ山川さんに声をかけてみて!その作品をつくった作家さんのワークショップ情報やその他の作品についてなど、詳しく教えてもらえますよ。

2階に上がると、吹き抜けになっている1階を見下ろしながら食事ができます。大切な人やお友だちとのおしゃべりが弾むプライベート空間となっています。

外のテラス席で過ごすひとときもおすすめ!オープンする際にお店から眺められる景色にもこだわり、お店周りの木々や植物の剪定も山川さん自ら行ったといいます。
あたたかくなってきたら、こちらでいなべののどかな景観と一緒に食事をするのもステキですね!

それではメニューを注文していきたいと思います。メニューの写真を見て、そのインパクトに驚いたスイーツ「おうちパフェ」(1,000円/税込)をオーダー。実際に運ばれてきたパフェを見て…び、びっくり!まさかこんなに大きいとは…!
季節のフルーツと2種類のアイス、ワッフルと甘い幸せがうず高く積まれたパフェ。どうやって食べようか迷っていると…。

「ワッフルを持ち上げて、こちらのお皿に」と、山川さんが食べ方を教えてくださいました!なるほど、こうやって分けると食べやすいですね!
セットのベリーソースをお好みでかけていただけます。クリームに散りばめられた香川県の伝統おかき「おいり」のカラフルさが夢色かわいい♪ほどよいクリームの甘みとベリーの甘酸っぱさがたまらないですね〜。

こちらは人気No.1メニューの「チキン南蛮タルタルランチ」(1,080円/税込)。自家製のタルタルソースのかけられたチキン南蛮のジューシーな旨みがごはんにぴったり!地元産を中心に集められた野菜もたっぷり食べることができ、お腹いっぱい満足できるボリュームです。
また、月替わりの「おうちランチ」(1,080円/税込)も見逃せないメニュー。今回の取材時には、いなべ市の「さくらポーク」さんのブランド肉を使ったハンバーグランチが提供されていました。毎月どんなメニューになるかもお楽しみポイントです♪

お店のスイーツ担当のスタッフさんによる気まぐれ日替わりメニューも評判!取材した日に試作でつくったというスイーツを撮影させていただきました♪
また、「おうちcafe」では毎年4月と9月ごろの2回、お店の敷地を使ってマルシェが開かれます。そのほかにもクリスマスやお正月など、時期に合わせたイベントも多数開催!
その日に出されるスイーツやイベントなど、「おうちcafe」の最新情報はお店のLINEやInstagramでチェックすることができます。

さて、ここまでレポートしてきて、こんなにかわいいカフェを経営されているのだから、店長さんもきっとかわいい方に違いない…!とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここで山川さんにご登場いただきましょう!強面に見えますが、とっても気さくでお茶目な方なんです♪「お店に訪れたお客さんの期待を裏切らない」をモットーに、メニュー開発やイベント企画に力を入れる、熱い店長さんです。
お店の随所に山川さんのこだわりが光る「おうちcafe」、楽しませていただきました♪

【おうちcafe】
住所:いなべ市大安町石榑東2600
TEL: 0594-37-7055
Instagram:https://www.instagram.com/ouchicafe2600
営業時間:
モーニング:9:00〜10:30
ランチ:11:00〜15:00
カフェ:14:00〜18:00(LO 17:30)※冬季は17:00で閉店
定休日:日
アクセス:三岐鉄道「丹生川」駅から車で約10分、東海環状自動車道「大安」ICより車で約5分

有機栽培の野菜を使ったメニューが自慢の「上木食堂」さん。今回はお昼にカフェとして利用させていただきましたが、夜に訪れると地元の人たちを中心にお酒を呑み交わせる賑やかな雰囲気になり、昼間とはまた違った空気で食事を楽しめます。
そして、乙女心を鷲づかみにされるインテリアと、かわいくておしゃれなメニューが楽しめるお店「おうちcafe」さん。ほっと一息つける和やかな空気が流れ、とても居心地の良い空間でした♪

※ 2019年3月時点の情報です。料金等の情報が変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。
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